「近代の100年フード部門〜明治・大正に生み出された食文化〜」に認定されている、鳥取県の「いただき」。
明治中期頃、地元の人たちが油あげに米や野菜を詰めて炊いたのが始まりだと言われている郷土料理。刻んだゴボウや人参、干ししいたけなどを生米と混ぜ油揚げに詰め、醤油などをベースにしただし汁で煮込んで作られるのが一般的ですが、境港市では塩辛、米子市では甘辛といった特徴がみられます。地域や家庭によって味付けや具材が少しずつ異なり、地域特有の味、家庭の味が生み出され、それぞれに受け継がれています。
未来の100年に向けて県外、国外にさらなる認知度の向上を図ろうと、米子市を中心とした弓ヶ浜地域の伝統食である「いただき」を後世に継承していこうという活動や、米子城にまつわるイベントなどで「城山の頂でいただきをいただきます」といったキャッチコピーを掲げながら地域の自治体とも連携した取り組みが進められています。
実際に鳥取を訪れて飲食店などで食べるもよし、レシピが公開されているので自宅で作ってみてもよし。ぜひ一度味わってみてください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-tottori/
【米子いただきがいな隊】
https://www.facebook.com/yonagoitadaki.gainatai/
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Drive! NIPPON編集部
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