「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、岐阜県の「岐阜の鵜匠家に伝わる鮎鮨」。
古くから美濃の名物として知られていた「鮎鮨(あゆずし)」。伝承では、元和元年(1615年)、大坂夏の陣に勝利した徳川家康・秀忠父子が岐阜に招かれ、鵜飼でもてなされたと伝えられています。その時に食した鮎鮨を気に入ったのか、同年に鮎鮨を将軍家に献上する制度が始まったのだとか。
ぎふ長良川の鵜飼の鵜匠家に伝わる鮎鮨は、江戸時代の献上鮎鮨の伝統を引き継ぐもので、飯と塩で鮎を発酵させた、酢を使用しない「なれずし」の一種。毎年冬になると、年末年始の贈答品として鮎鮨がつくられています。塩漬け、塩抜き、鮨漬け、口開けの工程を経て完成した鮎鮨は独特の風味がクセになります。
岐阜市内の旅館では、鵜匠家に伝わる鮎鮨を参考にして、独自に開発した鮎鮨が提供されています。新たな鮎鮨の商品開発に向けた企画検討も進められているのだそう。「家康公ご賞玩の味」として守り継がれてきた岐阜が誇る伝統の味をお楽しみください。
【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-gifu/
【岐阜市】
https://www.city.gifu.lg.jp
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Drive! NIPPON編集部
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