「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、鹿児島県の「なり味噌」。
1747(延享4)年の「換糖上納令」以降、奄美大島諸島では米作からサトウキビ栽培への転換が進みましたが、生産したサトウキビは黒糖となり、厳しい年貢の取り立てにより食べるものがなくなりました。そんな食糧の無い厳しい時代に、米に変わる食材として食べられるようになったのがソテツです。
ソテツを食べる食文化が根付いた島々では、古くからソテツの実「なり」を使った味噌作りが行われてきました。「なり味噌」は、子宝島の朋友では大量生産ではなく、昔ながらの丁寧な手作業で作られているのが魅力です。
茶請けとしてそのまま食べることもでき、島料理の味付けとしてもよく使われているのだとか。先人たちの知恵を受け継いだ味をお楽しみください。
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Drive! NIPPON編集部
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