「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、長崎県の「対馬ろくべえ」。
対馬の郷土料理「ろくべえ」の原料である甘藷は、1715年に島の郷士「原田三郎右衛門」が薩摩より種芋を持ち帰り、島の飢餓を救ったと伝えられています。山が険しく平地の少ない対馬では、昔からやせた土地でも育つさつまいもやそばがたくさん作られ、食べ物がないときは、さつまいもを食べて命をつないだことから、今でも孝行いもと呼ばれているのだとか。
春の田植え、秋の稲刈り、いもほり、麦植えと農家の人は厳しい仕事に体力が必要でした。そんな時に力をつけようと考えられたのがさつまいもから作られるせん団子を使った「ろくべえ」だったのです。せん団子は出来上がるのに千回も手がかかるところから「せん」という名前がついたと言われています。
古くから長崎・対馬に伝わる郷土料理をぜひ一度味わってみてください。
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【一般社団法人 対馬観光物産協会】
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Drive! NIPPON編集部
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