「未来の100年フード部門〜目指せ、100年!〜」に認定されている、北海道の「なよろ煮込みジンギスカン」。
北海道を代表する食文化「ジンギスカン」のうち、羊肉をタレに漬け込んで食する地域のなかでも、名寄地方で販売されているジンギスカンは肉とタレの割合が6:4で、道内他地域の7:3と比較してタレの割合が多いのが特徴的。
戦前は焼肉としての食べ方が普及しておらず、鍋料理として食べられていたため、汁(タレ)が多く必要であり、その名残りとしてタレの多い文化が現在まで受け継がれたと考えられています。北海道の中でも特に智恵文地区では、昭和の初期段階から羊肉が生産者を中心に食べられていたのだとか。
名寄ではこの味付きジンギスカンをタレごと鍋に入れて、お好みの野菜やうどん等の具材とともに豪快に煮込みます。北海道ではお花見に七輪でジンギスカンを食する文化もあり、春から秋にかけての消費が圧倒的に多い料理ですが、名寄では鍋料理としても位置付けられており、冬の消費量が多いのも特徴のひとつです。
寒さの厳しい冬の北海道で、名寄流の温かい煮込みジンギスカンをぜひ味わってみてください。
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【第746なよろ煮込みジンギス艦隊】
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Drive! NIPPON編集部
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