「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、岩手県の「じゅうね餅」。
健康長寿の源となる成分が沢山含まれているエゴマ。東北地方では古くからえごまを食べると健康で元気になると体験的に語られ、寿命が十年長生きできるということから「じゅうねん」または「じゅうね」と呼ばれました。岩手県南部で貧しかった農村にて農家の副食として食べられていたエゴマは、今や胆沢地域にある温泉保養施設ひめかゆ温泉の「じゅうね餅」として食べられています。
ほろ苦い中に甘みが溶け出すえごま独特の味わいで親しまれ、十年長生きすると伝えられた健康長寿の「じゅうね餅」。江戸時代以後は稲作も進みこの地域が伊達藩の領内であったことから、この「じゅうね」を餅に絡めて食べるじゅうね餅が定着していました。今こそ地域の伝統食として100年先へ伝えたい食文化です。
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【奥州市観光物産協会胆沢支部】
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Drive! NIPPON編集部
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