「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、福井県の「越前北前料理」。
越前北前料理は福井県内で独自に発展・発達した食文化です。代表的な料理に挙げられるのが「舟盛り」。その歴史は古く、江戸時代後期から明治初期に遡ります。1859年に起きた安政の大獄で隠居を命ぜられた越前福井藩16代藩主松平春嶽。跡取りが居なかった為、新潟県の糸魚川藩からの茂昭公を養子で招き入れ、その初の越前の国入りの際に、村人総出のおもてなしの中で、メインの料理として振舞われたと伝えられています。華やかな見た目が話題を生み、北前船の船頭から近江商人に伝わり全国に広まったのだとか。
現在では、北前船で運ばれた食材や地元の海の幸を味わえる料理を祭りや祝いの席、沿岸部の宿泊施設などで、現代風にオマージュし提供されています。
地元では、このような北前船で運ばれた物資や歴史、地域の食材、郷土料理などの文化の継承が進められています。
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Posted by
Drive! NIPPON編集部
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