岐阜県高山市の市街地から約1時間、朝日町胡桃島に氷の妖精が住むという「氷点下の森」があります。カクテルライトに照らされ七色に輝く氷の森は幻想的。この時期だけ楽しめる癒しの空間をお楽しみください。
2024年2月10日(土)に開催される49回目の「氷まつり」にて、ハートフルなステージイベント、フードバザー、冬花火、凍るシャボン玉、キャンドルタワー、そり遊びなど、家族や友人たちとの思い出となる高山の冬の風物詩。全て有志の協力によって構成されており、地元の方々とボランティアスタッフとで会場を盛り上げてくれます。
■本州最大級の氷の世界
飛騨高山「氷点下の森」は、御嶽山の麓の広大な敷地に自生する木々に水をかけて氷柱が造られます。高山の厳しい寒さを利用した氷造り。氷点下の森は高山で最も寒い地域なのだとか。氷造りに最適な気温、豊かな自然、さらには御嶽山の麓の豊かな水源に恵まれており、氷点下の森だからこそ約4ヘクタールという広大な敷地でも氷の世界を演出することが可能となっています。
今や氷柱をライトアップするこの氷点下の森のような観光地は全国各地に存在しますが、実は木々を凍らせて造る氷のアートは、この氷点下の森が発祥の地。飛騨地域にも丹生川町の「冬の飛騨大鍾乳洞」や、奥飛騨温泉郷の「青だる」といった氷柱を造った観光スポットがありますが、これらの観光地の氷造りは、氷点下の森の生みの親である「故小林繁氏」が飛騨高山の発展を願い、造り方を伝授したものです。
■年に一度の氷の祭典
氷点下の森のライトアップは1月1日~2月末日まで行われます。また、「氷まつり」は毎年2月第2土曜日に開催。メインステージでのコンサートや太鼓の披露のほか、凍るシャボン玉、キャンドルタワーなどの参加型の催しや飲食コーナーも満喫してみては。
■冬の夜空に広がる大花火
イベントの最後は氷まつり名物の冬の大花火が打ち上げられます。氷点下の森の夜空は周りが森に囲まれているため、夜空が非常に狭く感じられ、綺麗で迫力満点。花火の爆音が山々にこだまし、山中に花火の音が響き渡ります。氷と花火のコラボレーションをお楽しみください。
【「氷まつり」概要】
期日:2024年2月10日(土)
時間:16:40リアル開催×ライブ配信スタート
会場:氷点下の森(岐阜県高山市朝日町胡桃島355秋神温泉旅館内)
入場料:無料(※氷まつり当日は協力金をお願いします)
アクセス:高山駅から車で約50分
公式URL:https://www.hidaasahi.jp/
※会場内は氷点下となりますので、暖かい服装とすべらない靴など、各自防寒対策をお願いします。
※道路が凍結する恐れがあります。必ずスタッドレスタイヤをご着用の上、慎重に運転してください。
※駐車スペースが限られていますので、乗り合わせの上、来場ください。
※満車になり次第、入場(駐車)ができなくなりますので、早めの入場をお勧めします。
※イベント内容は変更することがあります。
■氷点下の森ライトアップ
秋神温泉旅館山の一軒宿「秋神温泉旅館」が昭和46年より制作を始めた冬の風物詩。約4ヘクタ-ルにも広がる「氷の森」は、まさに幻想の世界。氷の妖精が氷点下の森に集まり、寒さも忘れるほどの芸術的な氷のアートを作り出します。
森の木々に水を吹き付けて作り上げる氷の森は、昼間にはブルーに、夜にはライトアップされ、幻想的な世界へと誘います。
ライトアップ期間:1月1日~2月末日まで毎日
ライトアップ時間:夕暮れから午後9時まで
入場料:無料
定休日:期間中休みなし
駐車場:大型バスの場合、駐車は予約が必要。また、協力金が必要
ライトアップ見学バス:土日祝のみ、予約制、お問い合わせ先:濃飛バス(0577-32-1688)
料金:おとな3,000円、こども1,500円
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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