「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、長崎県の「川内かまぼこ」。
幕末の頃、平戸で貿易のあったオランダ人の食材である挽肉にヒントを得た地元の漁民が、近海で獲れる魚を握り潰し丸めて水茹でにしてハンペンを作ったのが始まりと言われています。その後、麦藁のスボで包み蒸籠で蒸すようになったのは大正初期から。以来、百有余年に渡り「川内かまぼこ」は代々受け継がれ、かまぼこ作りが脈々と息づいています。現在では長崎県内はもとより広く認知され、川内町沿岸沿いに立ち並ぶかまぼこの直売店では、様々な個性あふれる味わいが楽しめます。
「川内かまぼこ」は、ストロー型のスボにかまぼこが巻かれているのが特徴。以前は麦藁のスボが使用されていましたが、手に入りにくくなり、今ではほとんどプラスチック製に替わっています。近海で獲れたエソ、アジやトビ等の生の原料をスボで包み蒸しあげる、昔ながらの独自製法で新鮮な風味と適度な歯触りの良さで親しまれています。
お土産や贈答用にもおすすめ。長崎伝統の味をぜひ味わってみてください。
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【中野漁業協同組合】
nakano-jf.jp
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Drive! NIPPON編集部
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