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投稿日:2024.04.10 Wed

日本三大美祭の一つ、岐阜県高山市で春の「高山祭(山王祭)」4/14・15開催

日本三大美祭の一つ、岐阜県高山市で春の「高山祭(山王祭)」4/14・15開催

岐阜県高山市で開催される「高山祭」とは、毎年4月14日・15日に開催される日枝神社の「山王祭」と、毎年10月9日・10日に開催される櫻山八幡宮の「八幡祭」のふたつをさす総称で、日本三大美祭の一つに数えられています。どちらも地域の人々によって大切に守り継がれてきた歴史ある祭り。このうち、飛騨高山に春の訪れをつげる「山王祭」は、旧高山城下町南半分の氏神様である日枝神社の例大祭です。毎年4月14日・15日、安川通りの南側の地区に12台の屋台が登場(今年は11台)。屋台曳き揃えや3台の屋台によるからくり奉納など、春の高山を訪れて、伝統的な祭行事をお楽しみください。

祭の起源は飛騨の領国大名金森氏の時代(1585年~1692年)、屋台の起こりは1718年頃といわれ、巧みな人形の動きを披露するからくり奉納や、仕掛けが施された戻し車など、匠の技が生きています。
山王祭では動く陽明門とも称される「祭屋台」が12台曳き揃えられ、その豪華絢爛な姿が披露されます。また、闘鶏楽(とうけいらく)や裃姿(かみしもすがた)の警固など、伝統の装束を身にまとった総勢数百名におよぶ御巡幸(ごじゅんこう)と呼ばれる祭行列が、お囃子や雅楽、獅子舞に先導され祭地域をまわります。そして、夜になると各屋台はそれぞれ約100個にもおよぶ提灯が灯され、艶やかに夜の闇を照らします。飛騨人の意気が高まる高山祭。高山の揺るぎない誇りを堪能ください。

<御巡幸 (雨天時は中止)>
14日(日)13:00〜16:00頃
15日(月)12:30~16:00頃

<屋台曳き揃え> (雨天時はそれぞれの屋台蔵でのお披露目)
両日:9:30~16:00頃

<からくり奉納 >(雨天時は三番叟・石橋台・龍神台がそれぞれの屋台蔵の中で披露)
両日:10:00~10:50頃、14:00~14:50頃

<夜祭>
14日(日)18:00〜21:00頃(雨天時は中止)

■御巡幸(ごじゅんこう)
~タイムスリップしたかのような、昔の装束をまとった総勢数百人の祭行列~
300年続く行事で、神輿を中心に獅子、闘鶏楽、裃姿の警固など伝統の装束をまとった総勢数百名の大行列が、町を練り歩きます。14日午後に日枝神社を出て家々を巡り、中橋の御旅所へ。神輿はそこで1泊し15日午後より御旅所から神社へ還御されます。

■屋台曳き揃え
~豪華絢爛な屋台が曳き揃う、圧巻の景色~
屋台の意匠を間近で鑑賞できるのは、年にこの2日間だけ。からくり奉納を披露する3台の屋台と神楽台は両日とも中橋の御旅所前に、他の7台の屋台は14日は神明町通りに、15日はさんまち通りなどにそれぞれ曳き揃えられます。

■からくり奉納
~精巧な動きが魅力的なからくり人形~
中橋の御旅所では14日・15日の午前と午後の1日2回ずつ、三番叟、石橋台、龍神台の3台によるからくり奉納が披露されます。

■夜祭(よまつり)
~提灯を灯した屋台が幻想的な雰囲気~
14日の日没後、それぞれの屋台は約100個もの提灯を灯し、町を巡ります。順道場を過ぎると、伝統の曳き別れ歌「高い山」の調べとともに、各屋台蔵へと帰ります。闇夜に浮かぶ提灯の幽玄な美と幻想の世界が、昼間とは異なって深く心に刻まれます。

【当日の問い合わせ先】
当日は案内本部が開設されます。
開設時間:2024年4月14日(日)8:30~21:00(夜祭中止時は17:30まで)
2024年4月15日(月)8:30~16:00
場所:高山陣屋前広場特設テント(岐阜県高山市八軒町)
TEL:0577-34-8707(当日専用番号)

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Drive! NIPPON編集部

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