星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」の 23施設目となる「界 秋保(あきう)」が、2024年4月25日、宮城県・秋保温泉にて開業されます。
コンセプトは「彩りの渓流で伊達なひととき」。渓流とそれを取り巻く四季の風景を眺める立地で、伊達政宗公を中心に育まれてきた文化から着想を得た館内のしつらえ、おもてなしが特徴です。四季が彩る渓流を望み、随所で粋な魅力に触れることができる温泉宿。東北エリアにおいては、青森県の「界 津軽」に続く界ブランドの2施設目で、宮城県初進出となります。仙台の奥座敷で、ゆっくりと身も心も癒す極上のひとときを過ごしてみませんか。
宮城県・秋保温泉は奥州三名湯の一つに数えられる温泉地。その歴史は古く、古墳時代に始まり、歴代の天皇や藩主が身体を癒した温泉といわれています(*1)。
界 秋保は秋保温泉の中でも奥まった静かな立地にあり、名取川に沿って佇む、豊かな自然に囲まれています。春から夏は新緑から色濃くなる緑、秋は彩も鮮やかな紅葉、冬には雪景色と、くっきり四季が際立つ美しさを堪能できるのも魅力の一つ。また、この地には杜(もり)の都仙台を中心とする東北の繫栄を築き、海外への視野も持った伊達政宗公がもたらした粋で斬新な文化があり、「伊達な文化」と称されています。滞在には地域の素材や伝統工芸を取り入れたしつらえ、伊達な文化から着想を得たおもてなしを用意。時間を忘れて季節を愛でるときを過ごし、この地の粋な文化をお楽しみください。
*1:秋保温泉旅館組合公式HPより
■自然の中で入浴を楽しむ大浴場
大浴場には岩組みの露天風呂があり、木立に囲まれて渓流の音を感じながら湯浴みが楽しめます。秋保温泉の歴史は古く、今から1400年以上昔の古墳時代後期から存在したといわれています。当時の天皇も病を癒し、天皇に認められた「日本三御湯(にほんさんみゆ)」の一つとして知られ、伊達政宗公の時代には庶民にも親しまれ、現在も多くの人に愛されている温泉地。内風呂は、敷地内の2本の源泉を引いた自家源泉かけ流しの「あつ湯」、心身ともにリラックスできる「ぬる湯」の2つの浴槽があります。 泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉」で、身体がよく温まり湯冷めしにくい温泉で、ゆっくりと浸かって心身の疲れを癒すのに最適の温泉です。また、抗菌作用のあるメタほう酸と肌のバリア機能を向上させる作用のあるメタけい酸を豊富に含み、カルシウムとの相乗効果で肌荒れを抑える美肌の湯であることも特徴です。
■渓流と伊達な文化から着想を得た「せせらきラウンジ」
館内の渓流に面した空間には「せせらきラウンジ」が施されています。足湯付きのテラスが併設されており、名取川に面して四季の風景を楽しめる空間。「せせらき」という言葉は、せせらぎの古語で浅瀬に水が流れる音を表します。また「瀬々(せせ)」という言葉には、「浅瀬」という意味以外にも、「その時々」という意味があります。古くは伊達政宗公も和歌で詠んだ言葉で、渓流の音や自然の空気、またその時々の季節を感じてほしいという思いが込められています。
伊達政宗公は、海外から花を持ち帰ったり、訪れた場所で気に入った花を取り寄せ育てたりと、日常的に草花を愛でていました。加えて客人へのもてなしとして、飲食や能、時には自身で小鼓をたたいていたのだとか。そこから着想を得て、「せせらきラウンジ」では春には牡丹や藤、夏には白萩など、伊達政宗公にゆかりのあるものも交えた花のしつらえが空間を彩ります。
【施設概要】
施設名称:界 秋保
開業日:2024年4月25日
所在地:宮城県仙台市太白区秋保町湯元平倉1番地
TEL:050-3134-8092(界予約センター)
客室数:49室
客室内訳:和室(定員2名)9室、和室(定員3名)30室、和室(定員4名)8室、特別室1室、愛犬ルーム1室
付帯設備:ロビー、せせらきラウンジ、ショップ、食事処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)、湯上がり処
料金:1泊31,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
アクセス:JR仙台駅より車や路線バスで約30分、仙台空港より車で約45分
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiakiu/
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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