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投稿日:2024.07.04 Thu

6,000個の風鈴と400本の和傘の共演!岐阜「関ヶ原ウォーランド」で和の納涼体験

6,000個の風鈴と400本の和傘の共演!岐阜「関ヶ原ウォーランド」で和の納涼体験

岐阜県不破郡関ケ原町にある、関ヶ原合戦を再現したテーマパーク型資料館「関ヶ原ウォーランド」にて、毎年恒例の夏の風物詩「風鈴まつり」が、2024年9月29日(日)まで開催されています。

期間中は、約6,000個の風鈴が飾られる長さ約200メートルの風鈴トンネルが出現し、風が吹くと一面に涼やかな音が響き渡る空間は、同スポットの夏の風物詩として定着しました。また、風鈴トンネルは、施設の奥に安置されている薬師如来像まで続いていて、薬師如来像の前で短冊に願いを書き願掛けを行うことで、願い事が叶うと言われています。

同時開催中の、400本の和傘の空間を演出する「和傘物語・和傘灯り物語2024」と合わせて、この時期だけの風鈴と和傘が共演する和の納涼体験をお楽しみください。

【「風鈴まつり」概要】
開催期間:2024年6月28日(金)~9月29日(日)
開催時間:10:00~20:30

◼︎厄除けの意味がある「風鈴」と魔除けの象徴だった「和傘」
風鈴のもとは、中国から仏教とともに伝わった風鐸(ふうたく)で、風鐸は厄除けの意味があり、風鐸の音が聞こえる範囲は災いから守られると信じられ、寺院のお堂の四隅に鐸が吊るされました。平安時代には貴族が厄除けとして軒先に吊るすようになり、「風鈴」と呼ばれるようになったそう。また、和傘の原型となった蓋(きぬがさ)は、かつては魔除けの象徴でもありました。関ヶ原は672年に起こった「壬申の乱」と、1600年に起こった日本史上最大の戦い「関ヶ原合戦」の2度の大きな戦乱の舞台となり、関ヶ原は悲劇の地でもありますが、同時に天下泰平の時代が始まった地でもあります。同施設では、2度と大厄を起こさないという願いを込めて、6,000個の風鈴と400本の和傘で幻想的な空間を演出しています。

◼︎短冊に願い事を書き、薬師如来像に願掛けをして、10月に大願成就の護摩祈祷
「風鈴まつり」は、6,000個の風鈴と400本の和傘が厄除け・魔除けをすることで、願いが成就することを願い開催されています。風鈴と和傘に彩られた道は、「関ヶ原ウォーランド」の最奥にある「薬師如来像」まで続いていて、現世利益の仏様として知られる薬師如来像の前で短冊に願い事を書き、薬師如来像に手を合わせて、願掛けをします。この短冊は、10月に天満山宝蔵寺で護摩供養により祈祷されます。関ヶ原の戦いの戦没者の供養寺「天満山宝蔵寺」は、毎年10月21日に平和の大祭「関ヶ原合戦戦没者慰霊法要」を行い、全国から護摩札をお預かりして、大願成就の護摩祈祷を行っています。

【関ヶ原ウォーランド資料館概要】
関ヶ原合戦を再現したテーマパーク型資料館で、約30,000平米の敷地内に、コンクリート像作家・浅野祥雲作の極彩色のコンクリート製等身大武将像を史実にもとづき、豊臣軍と徳川軍の陣地に配置しています。戦国の雰囲気を感じられるよう甲冑のレンタルや、屋外展示のほか、参加型ゲーム、関ヶ原合戦屏風を展示する資料館もあります。
住所:岐阜県不破郡関ケ原町1707-2
TEL:058-443-1177(代表)
URL:https://www.warland-web.com/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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