トップページ >ニュース

投稿日:2024.11.14 Thu

江戸時代から続く伝統行事、九州三大祭り「八代妙見祭」11/22・23開催

江戸時代から続く伝統行事、九州三大祭り「八代妙見祭」11/22・23開催

​​熊本県八代市にて、江戸時代から約390年もの間受け継がれてきた伝統のお祭り「八代妙見祭」。今年は11月22日(金)と11月23日(土)の2日間にわたり開催されます。獅子や奴、木馬、笠鉾、亀蛇、飾馬など、40もの出し物からなる神幸行列が約1.5kmの列をなし、約6kmの道のりを練り歩き、最大の見せ場となる砥崎河原(とさきのかわら)では、それぞれの演舞や馬追いが披露されます。多くの人々を魅了する八代妙見祭の迫力や美しさをぜひ間近で体感ください。

国重要無形民俗文化財に指定されている八代妙見祭の神幸行列は、日本の「山・鉾・屋台行事」の一つとして全国33の祭礼とともに、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。地域の繁栄や不老長寿などを願い、9基ひとつひとつに異なるめでたい飾りがついた「笠鉾」。毎年、祭りが行われる時期に200~300個にもおよぶ部材を、釘を一本も使わずに組み立てます。18世紀初め頃に現在の姿になったとされる笠鉾は、修理や改造を重ねながら江戸時代以来の姿が現在にも残され、受け継がれています。

▪︎江戸時代から続く伝統の舞楽「獅子」
雄獅子・雌獅子が一対となり、玉振り役の子どもとともに、チャルメラやラッパ、ドラ、鉦(かね)、太鼓のリズムに合わせて異国情緒豊かな舞を披露。この獅子に子どもの頭を噛んでもらうと「すくすく元気に育つ」と言われており、演舞会場をはじめ、神幸行列の際にも縁起物の獅子の周りには多くの親子連れが集まります。

▪︎砥崎河原で激しく舞う、長さ3m高さ2.5mの巨大な「ガメ」
およそ1300年前、妙見神(みょうけんしん)が中国から海を渡ってくる時に乗ってきたとされる亀と蛇が合体した神獣「亀蛇(きだ)」。地元の人からは「ガメ」の愛称で親しまれている亀蛇は、100キロ以上の重さがあり、担ぎ手が5人1組で息を合わせ、首を上下左右に振りながら会場を駆け回ります。

▪︎本祭前日に開催される「御夜」
八代妙見祭の前夜祭にあたる「御夜」では、中心商店街となる本町アーケードに笠鉾や亀蛇などがズラリと展示されるほか、地元の秀岳館高校の和太鼓の演奏やお茶会、沖縄の「勢理客獅子舞」や韓国の「農楽」など、本祭に向けた機運を高めるイベントとなっています。

【「八代妙見祭」概要】
開催日時:
神幸行列・お下り/御夜:2024年11月22日(金)14:00〜20:30
神幸行列・お上り: 2024年11月23日(土)7:30〜17:00
行列経路:塩屋八幡宮、本町アーケード、八代駅前、八代妙見宮、砥崎河原ほか
URL:https://myouken.com/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。

  • facebook SHARE
  • X SHARE
  • Line SHARE

RECOMMENDED

九州・沖縄エリアのおすすめ記事

» language / 言語