松本の奥座敷・浅間温泉に佇む温泉旅館「界 松本」では、ワインと味噌のマリアージュを楽しみながら発酵の知識を深めたり、ワイナリーと味噌蔵に訪問して専門的な知識を学ぶ「松本発酵づくし滞在」が、2025年1月6日〜3月30日の期間で実施されます。
長野県では古くから発酵の文化が育まれており、生産量1位の味噌(*)をはじめ、ワイン、漬物、乳製品など、長野県は発酵食品の宝庫とも言えます。健康需要の高まる昨今では、体に良い影響を与えるとされている発酵食品が再び注目を集めており、同プランでは松本の発酵文化の中でも「ワイン」と「味噌」に着目し、その魅力を体感して、滞在後にも取り入れ活かせる滞在プランを体験できます。
◾︎特徴1 松本の発酵文化を作り手から学ぶ ワイナリー・味噌蔵見学
普段はなかなか訪れることのできないワイナリーと味噌蔵へ足を運び、生産の現場を見学しながら作り手から直接こだわりや想いを聞くことができます。
〈チェックイン前〉
界 松本から車で約10分、美ヶ原高原の麓に広がる山辺ワイナリーでは、松本平を見下ろす標高600~850mに位置するブドウ畑でシャルドネ、ピノ・グリ、ソーヴィニヨン・ブランなどを栽培しています。同プランでは、特別に醸造責任者である工場長から直接ワインづくりのこだわりを聞き、栽培者・生産者の想いが詰まったボトルワインをお土産として持ち帰ることができます。
〈チェックアウト後〉
界 松本から車で約15分、信州味噌の文化と歴史を守る「石井味噌」にて、味噌の基本や作り方を職人から直接学びます。約5トンの味噌が入る桶に囲まれながら味噌の色の違いや地域の特色などの説明を受け、味噌の新しい知識に触れる体験です。味噌蔵見学を終えると目の前の店舗に入り、職人こだわりのお味噌汁の試食を行います。同プランでは特別に、通常では体験できない三年蔵の見学や、見学後のお味噌汁には信州名産の松本一本ねぎと糸寒天を使用したものを楽しむことができます。
◾︎特徴2 ワインと味噌のマリアージュを楽しみながら発酵食品の知識を深める発酵の時間
宿ではスタッフが講師となり、発酵食品について健康につながるヒントをお伝えする「発酵の時間」を実施。山辺ワイナリーのワインと石井味噌の漬物のマリアージュを楽しみながら、発酵食品の知識を深めるアクティビティです。また、界 松本八種十三通りの湯浴みや効果的な入浴方法についても解説があり、入浴のタイミングに合わせて、山辺ワイナリーのぶどうジュースと石井味噌の三年味噌や甘酒を使用した湯浴みドリンクをお部屋でお楽しみください。
開催時間:16:00~
所要時間:30分程度
◾︎特徴3 山辺ワイナリー監修 ワインペアリングコース&石井味噌監修 目覚めの味噌汁
夕食の和会席に合わせて、山辺ワイナリー選りすぐりのスパークリングワイン、ロゼワイン、白ワイン、赤ワインの4種類と料理のマリアージュを堪能。ワインが持つ香りや味わいが一段と引き立ち、飲み比べることでワインの特性をより深く知ることができる体験です。
朝食では、松本で親しまれてきた具材と石井味噌の味噌を使用した石井味噌監修の「目覚めの味噌汁」を用意。きのこや鶏肉などにくるみ味噌を乗せた朴葉味噌の蒸し焼き、ヨーグルトにりんごソースなど信州ならではの組み合わせを楽しむ「界 松本」の通常朝食と合わせて、美味しく発酵食品を摂取できます。
【「松本発酵づくし滞在」概要】
開催期間:2025年1月6日~3月30日
料金:1名12,000円(宿泊費別)
含まれるもの:ワイナリー見学、味噌蔵見学、発酵食品に関するレクチャー(おつまみ、飲み物の提供)、ペアリングコース、目覚めの味噌汁、特製湯浴みドリンク
定員:1日1組最大4名
対象:20歳以上
予約:公式サイトにて4日前までに予約
詳細:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/activities/14467/
*農林水産省:米麦加工食品生産動態等統計調査:http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/beibaku_kako/index.html
【界 松本】
住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1
アクセス:JR松本駅から車で約15分
TEL:050-3134-8092(界予約センター)
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/
◾︎山辺ワイナリー
長野県ぶどう発祥の地と知られる山辺地域に位置する山辺ワイナリーは、昼夜の大きな寒暖の差、長い日照時間など絶好の環境に恵まれ、明治初期から早くもぶどうの栽培が始められました。 松本平産ぶどう100%でワイン造りを行い、創業以来バルクワインやマスト(濃縮果汁)の使用は行っていません。JA農産物地直売所「ファーマーズガーデンやまべ」やレストラン「マリアージュ」も併設され、観光客や地元の方で賑わっています。
◾︎石井味噌
約150年前に松本城下伊勢町(いせまち)にて創業、杉桶仕込み・天然醸造・三年熟成の味噌を醸造しています。現在は、ステンレスタンクを使うことによって、1カ月~3カ月程の短い期間で出荷される味噌が、日本に流通している味噌の約9割以上を占めています。しかし石井味噌では、古の「三年味噌に余念なし」の言葉通り、国産大豆と国産米、アルプスの山々の湧水にこだわり、昔ながらの純天然醸造によって今も尚信州「三年味噌」を守り続けています。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。
RECOMMENDED
中部エリアのおすすめ記事