日本海ってこんなに青いの?CMでもおなじみの景色を走る
下関市は、レトロな街並みと美しい海・温泉といった自然を両方味わえる魅力たっぷりのまち。海峡の景色を楽しんだ後は、山陰の北浦海岸と川棚温泉をめぐるドライブ旅へ出発しましょう。日本海側の海の色は驚くほど青く、海岸沿いの道をドライブすればリゾート気分を味わえます。なかでもクルマのCMにも登場した「角島(つのしま)大橋」は、人生で一度は渡ってみたいもの!ほかにも、知られざるさまざまな絶景を紹介します。
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目次
海の上を飛んでいるような気持ちよさ!「角島大橋」
JR下関駅から海沿いにクルマを走らせること約70分、有名な絶景「角島(つのしま)大橋」に到着します。橋手前にある「角島展望台」から海士ヶ瀬(あまがせ)特有のコバルトブルーに輝く海と橋の全景を堪能したら、さっそく渡ってみましょう。角島大橋は全長1780mあり、通行料無料の橋としては日本屈指の長さを誇ります。歩道がないので海が近く感じられ、青の世界をとことん味わえて感動的。茜色に染まる夕暮れや、ライトアップされて光の道が続く夜も一見の価値ありです。島に着いたら「角島灯台」に登って、360°のパノラマを見渡してみては。
住所 山口県下関市豊北町神田~角島 TEL 083-786-0234(豊北町観光協会)
青い海に鳥居の朱色が映える「福徳稲荷神社」
日本海側の海岸線を角島大橋に向かって走る国道191号線沿いの海岸は別名「西長門ブルーライン」と呼ばれ、青い海と奇岩・断崖の造形美を楽しめる絶好のドライブルート。途中に立ち寄りたいのが、隠れた絶景スポット「福徳稲荷神社」です。朱色の大鳥居越しに海に浮かぶ緑の島々が眺められ、その美しさに圧倒されます。なかでもサンセットは、夕日から鳥居に向かって“夕日の道”がすっと伸びて幻想的。霊験あらたかなお稲荷さんにお参りしながら、とっておきの眺めに癒やされて。
住所 山口県下関市豊浦町宇賀2960-1 TEL 083-776-0125(福徳稲荷神社)
川棚温泉の名物、熱した瓦でいただく「瓦そば」
800年の歴史を誇る下関の奥座敷「川棚温泉」。ここ発祥のご当地グルメと言えば、大ヒットドラマ”逃げ恥”にも登場した「瓦そば」です。熱した瓦の上に茶そばが載せられ、その上には錦糸卵やレモンの輪切りもトッピング。この一風変わった瓦そばは「明治10年の西南の役で、熊本城を囲む兵士たちが野戦の合間に野草や肉などを瓦で焼いて食べた」という話をヒントに生まれたのだとか。家でもフライパンやホットプレートで茶そばを熱してつゆにつけて食べるなど、下関市民に愛されるソウルフードです。ぜひ本場の味を召し上がれ。
住所 山口県下関市豊浦町川棚湯町 TEL 083-774-1211(豊浦町観光協会)
1本の樹なのに森のよう!「川棚のクスの森」
川棚温泉のパワースポット「川棚のクスの森」。1本のクスノキの巨樹が右へ左へと枝を伸ばす姿が、まるで森のように見えることからこう呼ばれるようになりました。樹齢約1000年で、樹高27m、枝張りは東西58m、南北53m!学校のプール以上の大きさを想像すると、その途方もないスケール感が分かります。大枝のうち2本は一度折れたものの、その枝が地表に落ちて根を生やすほどの生命力があり、見ているだけでパワーがいただけそう。そばには、種田山頭火がこの巨樹を呼んだ句碑もあります。
住所 山口県下関市豊浦町川棚下小野 TEL 083-774-1211(豊浦町観光協会)
隈研吾氏による、不思議な公共建築「川棚の杜」
山間にあるのどかな川棚温泉で、多面体のデザインが面白い建築物を発見!こちらの「下関市川棚温泉交流センター 川棚の杜」はなんと公共施設。新国立競技場を手がける建築家・隈研吾氏が設計し、2010年に完成しました。コルトーホールと下関市烏山民俗資料館が併設し、まちの新たなシンボルとなっています。ちなみにコルトーとは、川棚温泉を深く愛した世界的ピアニスト、アルフレッド・コルトーのこと。同氏が滞在したホテル跡地にこの施設が建てられたこともあり、名を残したそうです。ぶらり立ち寄って音楽イベントやカフェで寛いでみませんか。
住所 山口県下関市豊浦町川棚5180 TEL 083-774-3855
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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