心に響く、北海道の絶景!
北海道の「十勝」は、実は市町村名ではありません。帯広市など1市16町2村からなる地域を指していて、今の十勝川をアイヌ語でトカプチと呼んだことからこの名前がついたのだそう。十勝には、地平線まで広がる雄大な大地、青々とした牧場、まっすぐに伸びる道路など、これぞ“THE北海道”といえるようなビッグスケールの景色がいっぱい。この夏、話題の十勝で、眺めるだけで幸せになれそうなスポットを見て巡りましょう!
TABLE OF CONTENTS
目次
恋人のように寄り添う「ハルニレの木」
十勝川の広い河川敷で、青空の中すっくと伸びるハルニレの大木。実は2本の木がひとつになり、こんもりと美しい形をつくり上げています。夏は緑の草原で青々とした葉を茂らせ、冬は真っ白な雪原で凛とたたずむなど、四季折々の表情を見せてくれるのも魅力です。雨や雪にも耐えながら2本の木が寄り添う姿を眺め、永遠の愛を誓い合ってみるのもいいですね。
北海道中川郡豊頃町幌岡
TEL:015-574-2216(豊頃町観光協会)
縁起のいい名前にあやかりたい「幸福駅」
旧国鉄広尾線は「愛国駅」「幸福駅」という縁起のいい名前の駅があり、「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで有名になりました。今は廃線となりましたが、幸福駅にはリニューアルした駅舎とプラットホーム、2両のディーゼルカーが残され、鉄道公園として愛されています。ここでは幸福きっぷに自分の名前を書き、駅舎に貼り付けて幸せを願う風習がいつしか生まれ、駅舎は幸せのピンク色に!「幸福ゆき」という懐かしい硬券きっぷも購入できるので、お土産にいかが。
北海道帯広市幸福町東1線
TEL:0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
季節で見え隠れする幻の橋「タウシュベツ川橋梁」
古代遺跡のような、神秘的なアーチ橋。国鉄の列車が走っていた橋と聞くとびっくりするのでは。「タウシュベツ川橋梁」は旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋で、ダムの水が少ない1月頃から湖面に現れ、水位が上昇する6月頃から沈み始めて8~10月頃には湖底に沈みます。夏は水面に橋が映り込み、メガネ橋としての絶景が楽しめておすすめ。タウシュベツ展望台から眺めるほか、有料ガイドツアーに参加すれば「幻の橋」をより近くで楽しめます。風化が進んでいるので、早めに訪れたいスポットです。
北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
TEL:01564-4-2224 (上士幌町観光案内所)
色鮮やか!「北海道バルーンフェスティバル」
澄み渡った青空に色とりどりの熱気球が浮かび上がる光景は、まるでポスターのような美しさ!SNS映えする一枚を撮影するなら「北海道バルーンフェスティバル」へ。日本で初めて熱気球の大会を開催した上士幌町で、毎年行われる夏の風物詩です。2019年は8月10日(土)~12日(月)に開催され、会場では体験搭乗や食のイベントも開催予定。この期間以外にも、バルーンのふるさと上士幌町では早朝、バルーン飛行が見られることも。
北海道河東郡上士幌町基線241 上士幌町航空公園
TEL:01564-2-4291(上士幌町役場商工観光課)
馬の力強さに見惚れる「ばんえい十勝」
帯広競馬場で行われる「ばんえい十勝」は、サラブレッドが疾走する競馬とは異なる、世界でひとつだけの「曳き馬競馬」。体重1トンを超えるばん馬たちが、騎手の乗った最大1トンの鉄そりをひいて力とスピードを競い合います。200メートルの直線コースには山あり砂場ありで、手に汗握る白熱のレースが楽しめるはず!開拓時代の農耕馬が現代のレースに引き継がれた、北海道の大切な文化をぜひ体験してみて。
北海道帯広市西13条南9丁目
TEL:0155-34-0825(ばんえい十勝)
期間限定で開催中!「なつぞら展」
十勝が舞台となっている朝ドラの放送に合わせて、『NHK連続テレビ小説「なつぞら」展』を開催中です。帯広駅エスタ東館2階にはドラマで使った衣装や小道具の展示や記念撮影ができるフォトスポットも。旅の途中に立ち寄ってみませんか。2019年9月28日(土)まで。
北海道帯広市西2条南12丁目 帯広駅エスタ
Posted by
Drive! NIPPON編集部
Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。
RECOMMENDED
北海道エリアのおすすめ記事