トップページ >特集

投稿日:2019.10.01 Tue

「小豆島」でのんびり大人の島旅。神秘のエンジェルロード、寒霞渓…観光スポット6選!

「小豆島」でのんびり大人の島旅。神秘のエンジェルロード、寒霞渓…観光スポット6選!

小豆島と聞いて思い浮かべるのは、オリーブ、それとも映画「⼆⼗四の瞳」の舞台︖最近では海の中に現れる「エンジェルロード」や実写版「魔女の宅急便」のロケ地としても人気です。小豆島は瀬戸内海で淡路島に次いで2番目に大きな島であり、青い海とオリーブの木が織りなす海外のような景色や、大坂城を支えた石の歴史など様々な魅力に富んでいます。神戸三宮フェリーターミナルからフェリーで約3時間、姫路港からは約1時間40分という船旅の先には、のんびりとした島時間がお待ちかね!

潮の満ち引きで現れる神秘「エンジェルロード」

潮の満ち引きで現れる神秘「エンジェルロード」

小豆島の代表的なスポットと言えば、潮の満ち引きによって現れる砂の道「エンジェルロード」。天使の散歩道とも呼ばれ、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うというロマンチックな噂があります。最大干潮時刻を中心に約3時間かけて砂の道が現れ、3時間かけて海に戻っていく…この自然の神秘が見られるのは1日2回ほど。観光協会のホームページなどで出現時間をチェックしてから出かけましょう。展望台から全景を眺めるのもオススメです。このトンボロ現象が見られる場所は日本でも数少ないのですが、小豆島にはもう1カ所、展望スポット・南風台のそばに「希望の道」があります。こちらの穴場スポットにもぜひ足を延ばしては。

住所 香川県小豆郡小豆郡土庄町銀波浦 TEL 0879-62-7004(土庄町商工観光課) 

日本三大渓谷美にうっとり「寒霞渓」

日本三大渓谷美にうっとり「寒霞渓」

大分県の邪馬渓、群馬の妙義山と並び、“日本三大渓谷美”と称される「寒霞渓(かんかけい)」。約1300万年前の火山活動によってできた岩石が長い年月をかけて侵食され、そそりたつ奇岩怪石の渓谷美になりました。その絶景はミシュランでも1つ星を獲得しています。標高差317mを5分で登る「寒霞渓ロープウェイ」は、日本で唯一“空・海・渓谷”が同時に眺められる上、秋には真っ赤に染まる紅葉も一緒に欲張れます。寒霞渓の山頂に到着したら、名物「かわら投げ」(1組200円)で運試しを!少し離れた岩の上にある輪っかをくぐり抜ければ気分スッキリ。幸せも訪れそうです。

住所 香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168 (山頂駅) TEL 0879-82-2171(寒霞渓ロープウェイ) 

魔女の宅急便の世界へ!「道の駅 小豆島オリーブ公園」

魔女の宅急便の世界へ!「道の駅 小豆島オリーブ公園」

小豆島は実写版「魔女の宅急便」(2014年公開)のロケ地となりました。「道の駅 小豆島オリーブ公園」にはパン屋のセットが移築されて「雑貨コリコ」として営業中。赤と緑のかわいい店内で雑貨やアクセサリーの買い物が楽しめます。フォトジェニックな記念撮影をするなら、小豆島とギリシャ・ミロス島との姉妹島提携の証として建設されたギリシャ風車のもとへ。瀬戸内海の青い海に白い風車が映え、まるでエーゲ海にいるような気分。園内では「魔法のほうき」をレンタル中で、“空を飛ぶ一枚”にちょっとチャレンジしたくなってしまうかも!また園内でハート形のオリーブの葉を見つけたら、しおりをつくることもできます。四葉のクローバーを見つけるように探してみませんか。

住所 香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1 TEL 0879-82-2200 

懐かしい時が流れる場所へ「二十四の瞳映画村」

懐かしい時が流れる場所へ「二十四の瞳映画村」

瀬戸内海を見渡す約1万平方メートルの敷地に、大正・昭和初期の小さな村が出現。こちらは小豆島出身の作家・壺井栄の名作「二十四の瞳」の映画ロケセットを改築したものです。木造校舎や漁師の家、お店などノスタルジックな風景が再現され、今でも映画「八日目の蝉」やドラマ、CMなどで使われています。
村内の映画館「松竹座」では同作が常時上映されているほか、「壺井栄文学館」では愛用していた調度品や生原稿が展示され、物語の世界を存分に楽しめそう。海辺にある「岬の分教場」、懐かしいアルマイトの食器で給食セットがいただけるカフェ、新オープンの「フィギュアギャラリー海洋堂」など見どころ満載。ゆっくり過ごしたいスポットです。

住所 香川県小豆郡小豆島町田浦  TEL 0879-82-2455(二十四の瞳映画村) 

奇跡のバランスのパワースポット「重岩」

奇跡のバランスのパワースポット「重岩」

小豆島は石材産業の島でもあります。豊臣秀吉が築城した大坂城の石垣には、遠く小豆島から採石した石材も使われたとか。その後、徳川時代にも大坂城や江戸城の修築用に小豆島の石が大量に切り出され、船やいかだで運ばれていきました。この石の文化は2019年5月、日本遺産に認定されています。小豆島に残る大坂城築城用の採石地のひとつには、巨岩「重石(かさねいわ)」が鎮座しています。自然のものか人工的なものか、地元の人も知らないそうですが、落ちそうで落ちない不思議なバランスは一見の価値あり。重岩から見下ろす景色も絶景です。頂上付近の参道は細くすべりやすい状態なので、案内図をもらって十分注意して向かってください。

住所 香川県小豆郡土庄町小瀬  TEL 0879-62-7004(土庄町商工観光課) 

お猿まみれ「銚子渓・自然動物園 お猿の国」

お猿まみれ「銚子渓・自然動物園 お猿の国」

小豆島で、野生の猿との出会いを!寒霞渓と並び称される景勝地・銚子渓の「お猿の国」では、野生のニホンザルが500頭ほど暮らしています。エサやりや1日2回のモンキーショー、冬には猿同士が集まって寒さをしのぐ「猿団子」を見られるなど、癒やしのひとときが過ごせそう。また園内にある頂上の展望台は、360度の大パノラマが楽しめる穴場。途中足場が悪いので、健脚自慢の方はぜひ。

住所 香川県小豆郡土庄町肥土山字蛙子3387-10 TEL 0879-62-0768(銚子渓お猿の国) 

まとめ

小豆島の旅は、あせらずの~んびり楽しむのがおすすめです。島内の移動には、やはりクルマは欠かせません。フェリーに乗せて愛車でドライブ、レンタカーを借りる、路線バスで移動など、滞在日程に合わせて計画を立ててみては。次回は小豆島のグルメを特集。オリーブに醤油、そうめん…おいしい小豆島をたっぷり紹介します。

ほかにも!香川県の情報はこちら
SELECT10〜香川県編〜
https://www.drivenippon.com/select10/s10-kagawa/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

Drive! NIPPONは、「クルマでおでかけするすべての大人たちへ」をコンセプトに、日本各地の魅力的な観光関連情報の発信とともに、素敵な「ドライブ」「旅行」「おでかけ」を演出する様々なサービスを提供していきます。

  • facebook SHARE
  • X SHARE
  • Line SHARE

RECOMMENDED

中国エリアのおすすめ記事

» language / 言語