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トップページ >特集

投稿日:2020.08.18 Tue

更新日:2024.09.30 Mon

奥州三名湯・仙台「秋保温泉」で見つける、私のお気に入り。温泉だけじゃない秋保の魅力を発見!

奥州三名湯・仙台「秋保温泉」で見つける、私のお気に入り。温泉だけじゃない秋保の魅力を発見!

仙台市西部の「秋保(あきう)温泉」は、飯坂温泉(福島県福島市)、鳴子温泉(宮城県大崎市)と並ぶ「奥州三名湯」の一つ。その歴史は古く、6世紀・古墳時代に欽明天皇の皮膚病を癒やし、「日本三御湯(みゆ)」と称えられたことが記録されています。
以来約1500年にわたって湯治客を迎え入れてきた秋保温泉。仙台市中心部から車で約30分という近さにあって、「磊々峡(らいらいきょう)」「秋保大滝」などの自然にも恵まれ、宮城を代表する観光地として親しまれてきました。
その秋保が、いま「クリエイティブエリア」として再注目!さまざまなジャンルのクリエイターが活躍し、ワイナリーや個性的な店が続々と誕生する「ホットスポット」になっているのです。温泉だけで帰るなんてもったいない!秋保の多彩な魅力をご紹介します。
(写真提供:秋保・里センター)

マイナスイオンたっぷりの「磊々峡」「秋保大滝」

マイナスイオンたっぷりの「磊々峡」「秋保大滝」

観光スポットは東西に長い秋保町内に点在しているので、車や自転車での移動がおすすめです。観光情報のチェックは、「秋保温泉郷観光案内所」併設の「秋保・里センター」で。無料のレンタサイクルや足湯も利用できます。
秋保・里センターの近くには、2014年に「恋人の聖地」に認定された「覗橋(のぞきばし)♡ハート」があります。名取川に架かる覗橋の下流側の欄干から岩を見下ろすと、自然に浸食されたハート型のくぼみがくっきり。「カップルで見ると幸せになれる」という噂もあるそうですよ。
覗橋から上下約1キロにわたる「磊々峡(らいらいきょう)」は、奇岩怪石が続く美しい峡谷。川沿いに遊歩道が整備されているので、四季折々の自然美と川の音に癒やされながら、お散歩を楽しんでくださいね。
日本の滝百選に選ばれた「秋保大滝」は、温泉街から西に約14キロの場所。高さ55メートルの瀑布と周囲の大自然は迫力満点です!紅葉シーズンは道路が渋滞するので、時間に余裕を持ってお出かけください。
(写真提供:秋保・里センター)

秋保・里センター
住所 仙台市太白区秋保町湯元字寺田原40-7  TEL 022-304-9151
(秋保温泉郷観光案内所 TEL 022-398-2323)
 
営業時間 9:00~18:00(秋保温泉郷観光案内所 9:30~18:00)
レンタサイクル 4~11月の9:30~17:00(最終受付16:00)
足湯      4~11月の土日祝11:00~16:00(雨天中止)
 
定休日 なし  駐車場 無料駐車場あり  

温泉地にワイナリー?ワインツーリズムで復興を支援する「秋保ワイナリー」

温泉地にワイナリー?ワインツーリズムで復興を支援する「秋保ワイナリー」

「古からの温泉地にワイナリーが誕生した!」とニュースになったのは2015年のこと。
「秋保ワイナリー」代表取締役の毛利親房さんは、元は設計事務所の会社員でした。2011年の東日本大震災による建物の被災調査を行ううち、復興会議にも携わるようになり、さまざまな復興プランを提案。そのうちの一つが「ワインと食のマリアージュを通して、宮城の食と生産者を応援しよう。担い手を育成してワイナリーを増やし、ワインツーリズムの展開によって、たくさんの人に来ていただきこう」というものでした。
そのプランは多くの人々の心を動かし、紆余曲折を経て、秋保の地で大きく育ちました。2020年の今年、畑には約7000本のブドウが実をつけ、ここで学んだ卒業生による6カ所目のワイナリーが、宮城県南三陸町に誕生。これから開業予定の3チームが、毛利さんの下で勉強中です。
ショップでは、自社製品のほか東北各地の加工品を販売しています。「感染症対策のため、店内での提供がドリンクだけになってしまったので、安心して楽しんでもらえるよう、先日、畑の一角にバーベキューコーナーを設けました。マルシェの開催も計画しています」と毛利さん。さらに「2021年には、お隣にアメリカの有名クラフトビールメーカーが来る予定です」と、うれしいニュースも教えてくれました。
一面に広がるブドウ畑と温泉旅館。それが「新しい秋保の景色」になっています。

住所 仙台市太白区秋保町湯元枇杷原西6  TEL 022-226-7475  営業時間 9:30~17:00  定休日 火曜  駐車場 20台  

素朴なこけしに和む「玩愚庵こけし屋」。個性豊かな新作が大ヒット

素朴なこけしに和む「玩愚庵こけし屋」。個性豊かな新作が大ヒット

こけし、仙台箪笥などの伝統工芸職人が工房を構える「秋保工芸の里」は、小高い丘の上にあります。
「玩愚庵こけし屋」は、約30年前、仙台市中心部からこちらに移転。作並系伝統仙台こけしを受け継いで3代目の鈴木明さんと後継者の敬(たかし)さんが、静かな里山で制作に打ち込んでいます。
明さんは、赤・黒2色のシンプルなデザインが特長の伝統型で2015年に全日本こけしコンクール「内閣総理大臣賞」を受賞。その一方、カラフルで愛らしいオリジナル作品を次々に発表しています。「最初はこんなのこけしでねえ、とお叱りを受けたこともあったけど、反響がどんどん大きくなって…。新作を楽しみに、はるばる来てくださる人も多いんですよ」と奥様の秀子さん。「同じデザインでも顔立ちや雰囲気が微妙に違うから、ネット販売は難しくて。やっぱり、ここで出合って気に入ったものを買ってほしいですね」
オリジナルこけしを作れる「絵付け体験(1500円~)」も人気。空き状況により当日の申し込みもできるそうです。

住所 仙台市太白区秋保町湯元字上原54-20  TEL 022-398-2673  営業時間 9:00~17:00  定休日 火曜  駐車場 あり(施設共用)  

シンプル&モダンな暮らしに木の温もりを「CLASSOCO FURNITURE」

シンプル&モダンな暮らしに木の温もりを「CLASSOCO FURNITURE」

オーダー家具とオリジナル雑貨の製造・販売を行う「CLASSOCO FURNITURE(クラスコファニチャー)」が秋保に移転したのは2015年。昔タバコ畑の倉庫だったという建物を工場に再利用し、平均年齢約30歳という若手職人10人が収納家具やテーブルの製作に汗を流しています。工場向かいのおしゃれなショールームでは、家具用の無垢材をいかしたオリジナル雑貨と、東北の手仕事品を販売しています。
「家具も雑貨も、奇をてらわずシンプルで使い勝手のいいものを目指しています」と、デザイナーの山木航さん。「コーヒー道具などを運ぶのに便利なおかもち」や「安定感があってちょうどいい低さの椅子」に納得です。
米沢緞通、会津木綿など東北各地の隠れた名品を扱うのは「旅で秋保を訪れた人に、『東北には他にもこんなにすばらしいものがあるんですよ』と紹介して、次の旅につなげてほしいから」と言い、それぞれの職人さんが手仕事に込めた思いも教えてくれました。

住所 仙台市太白区秋保町境野字上戸33-6  TEL 022-724-7869  営業時間 10:00~17:00  定休日 なし  駐車場 あり  

TEL:464 592 647*08

ここ一番に頼りたい「勝負の神」。約600本ののぼりが立つ「秋保神社」

ここ一番に頼りたい「勝負の神」。約600本ののぼりが立つ「秋保神社」

秋保大滝に向かう途中、「勝負の神」と力強く書かれた「のぼり」がはためく景色に圧倒される場所があります。ここは、勝負の神「秋保神社」。「勝ち」を祈願するのは、著名アスリートやプロチームから、学校の部活動、地域のスポーツ少年団までさまざまです。商売繁盛や合格祈願などもあり、年間総計900~1000本が奉納されるとのこと。
「勝負の神」のいわれは、平安時代の初期、征夷大将軍・坂上田村麻呂の蝦夷平定までさかのぼります。その後も折々で時の権力者を守り、戦いの神として祀られてきた秋保神社ですが、最近になって一躍その名が知られたのは、フィギアスケートの羽生結弦選手がソチオリンピック後にお礼参りに訪れたため。羽生選手ゆかりの地として、ファンの来訪も多いそうです。
今も名だたるアスリートが遠方から訪れ、精神の拠り所とする秋保神社。「ここ一番」を控えている人は、気になる場所ですね。

住所 仙台市太白区秋保町長袋字清水久保北22  TEL 022-399-2208  駐車場 あり  

食卓で主役になる「太田豆腐店」の豆腐と油揚げ

食卓で主役になる「太田豆腐店」の豆腐と油揚げ

最後にご紹介するのは、江戸時代から続く老舗の「太田豆腐店」。代々受け継がれた製法を守りながら、よりよい素材選びと商品開発でアップデートを怠らない、良心的なお店です。
宮城県産大豆「ミヤギシロメ」を使った竹豆腐は、ほんのり甘い大豆の味がしっかり。薄緑色の「青ばた豆腐」は、香り高い山形県産「秘伝豆」を使っています。
名物の「三角あぶらあげ」は、ビッグサイズで食べ応えあり。緋もうせんを敷いた縁台に座って、出来たてを頬張るのもオツですよ。
午後には売り切れる商品もあるので、午前中の来店がおすすめです。

住所 仙台市太白区秋保町長袋字向宿25-1  営業時間 10:00~16:00(無くなり次第終了)  定休日 火曜  

まとめ

「秋保ワイナリー」の卒業生には、仙台が誇るロックバンド「Monkey Majic」のブレイズ・プラントさんも! 音楽活動を続けながら、秋保で自社ブランドのワイン造りに挑戦中です。
昔から住む人も、新たに来た人も「自然の中で仕事をすることが、かけがえのない喜びになっている」という秋保。温泉街を離れると、川と田んぼと里山の景色が広がり、のびのびと過ごせる場所がたくさんあります。秋保で楽しむ「温泉プラスアルファの旅」、おすすめです。

(文:早坂 泉)

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Drive! NIPPON編集部

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