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投稿日:2022.09.13 Tue

岩手県の紅葉を楽しむならここ!絶景スポット5選

岩手県の紅葉を楽しむならここ!絶景スポット5選

自然豊かな岩手県は、紅葉の名所も選りどり見どり。壮大な景色、魅力的な絶景が盛りだくさんです。その中から今回は、観光もグルメも楽しめる5つの紅葉スポットを紹介します。ぜひ秋のお出かけの参考にしてくださいね!

世界遺産「中尊寺」は秋の紅葉も絶景

世界遺産「中尊寺」は秋の紅葉も絶景

世界遺産にも登録されている天台宗の東北大本山「中尊寺」。奥州藤原氏4代の廟所であり、平泉の黄金文化を象徴する金色の阿弥陀堂でも知られています。中尊寺で秋の紅葉を楽しむなら、まずは参道の月見坂をゆっくり散歩しましょう。「八幡堂」「弁慶堂」も参拝しながら、赤や黄に色づいたモミジを眺めて。紅葉の美しさが歴史ある建造物を、よりいっそう引き立てます。例年10月下旬からは、境内をライトアップする「紅葉銀河」も開催されます。ライトアップされた「覆堂」と美しい紅葉を、ぜひ体感してみてくださいね。
(写真提供:中尊寺)

中尊寺周辺には、ひと息つける飲食店も豊富です。おすすめは、プレスコーヒーや自然薯を使ったティラミスが楽しめる「かんざん亭」。ベランダ席から田園風景と紅葉を眺めて、ほっとひと休みしましょう。

紅葉見ごろ 例年10月下旬~11月中旬  住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202  TEL 0191-46-2211  営業時間 3/1~11/3   8:30~17:00
11/4~2月末日 8:30~16:30
 
定休日 なし(境内通年開放)  拝観料 大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円  

ゆったり手漕ぎ舟から味わう「猊鼻渓」の紅葉

ゆったり手漕ぎ舟から味わう「猊鼻渓」の紅葉

一関市東山町にある「猊鼻渓」は日本百景にも指定された岩手を代表する観光地です。四季折々の表情が美しく、秋には紅葉も楽しめます。猊鼻渓といえば、船頭の竿1本で運行する「猊鼻渓舟下り」が有名。全国18カ所で行われている観光用舟下りですが、往復ともに竿1本で運行するのは猊鼻渓だけ。見どころは水面の光を反射してきらめく「鏡明岩」、大きな岩の根元に洞窟があり毘沙門天が祀られている「毘沙門窟」など。高さ50mを超える断崖絶壁と美しいモミジやカエデのコントラストを、ゆったり楽しんで。小雨なら屋根もつけてくれるので、晴れの日とはまた違う雰囲気も味わえます。

猊鼻渓を訪れたらチャレンジしたいのが「運玉投げ」。川向こうの岩に空いた穴に、素焼きでつくった「運玉」を放り投げます。運玉は「愛」「絆」「運」「財」「福」「寿」「禄」の7種類です。見事穴に入ると願いが叶うという、猊鼻渓の隠れた名物。投げずに持ち帰って、お土産にしてもOKです。

紅葉見ごろ 例年10月下旬~11月上旬  住所 岩手県一関市東山町長坂町467  TEL 0191-47-2341  営業時間 8:30~16:00  定休日 なし  舟下り料金 大人1800円、小学生900円、幼児200円  

力強い岩肌と紅葉のコントラストが見事な「厳美渓」

力強い岩肌と紅葉のコントラストが見事な「厳美渓」

一関市を訪れたら「厳美渓」の紅葉もおすすめです。厳美渓の魅力は、長い年月をかけて磨かれた力強い岩肌とエメラルドグリーンの水流です。打ちつけるような激しい水流は迫力満天。例年10月中旬からは赤く色づいたモミジ、イチョウやカエデも見ごろを迎えます。厳美渓周辺は、無料の散策路も整備されています。散策路は普段靴のままでOK、ぐるっと歩いて約45分です。ゆっくり散歩しながら、美しい景観を楽しんで。

厳美渓に来たら「かっこうだんご」は外せません。お団子がロープを伝って飛んでくる厳美渓名物は、別名「空飛ぶだんご」です。紅葉を楽しみながら美味しいお団子も味わって。

紅葉見ごろ 例年10月下旬~11月上旬  住所 岩手県一関市厳美町滝ノ上地内  TEL 0191-23-2350  定休日 なし  入場料金 無料  

青に輝く地底湖は知られざるパワースポット「龍泉洞」

青に輝く地底湖は知られざるパワースポット「龍泉洞」

本州で一番面積の広い岩手県岩泉町にある「龍泉洞」。龍泉洞は宇霊羅山(うれいらさん)の麓に開口する、日本三大鍾乳洞の1つです。龍泉洞の深さは知られているだけでも4,000m以上、鍾乳洞の総延長は5,000m以上と推定されています。青く透きとおった神秘的な地底湖は、パワースポットとしても人気。恋愛運アップや恋人との絆を深めると言われているので、秋のデートにもぴったりです。例年11月上旬に紅葉と岩泉の特産品も楽しめる「龍泉洞紅葉まつり」も開催されます。

龍泉洞の見どころは、3つの地底湖。「ドラゴンブルー」と呼ばれる美しい青に輝く湖「第一地底湖」、洞窟探検家による潜水調査で発見された「第二地底湖」、一般公開されている最終地点「第三地底湖」は、なんと水深98m!どれも吸いこまれそうな透明度です。幻想的な回廊「百間廊下(ひゃっけんろうか)」、岩肌が龍に見えることから名づけられた「龍の淵」など、探検気分で。

紅葉見ごろ 例年11月上旬~  住所 岩手県下閉伊郡岩泉町神成1番地1  TEL 0194-22-2566  定休日 なし  入場料金 大人1,100円、小中学生550円  

「八幡平」で秋の絶景ドライブを満喫!

「八幡平」で秋の絶景ドライブを満喫!

岩手~秋田両県にまたがる八幡平は、国内有数の人気紅葉スポット。全長約27kmにわたるアスピーテラインは、秋のドライブにもぴったりです。紅葉を眺めつつ「八幡平山頂レストハウス」まで走ったら車を停めて、探勝路や湿原を散策しましょう。ドラゴンアイで知られる「鏡沼」や「ガマ沼」など、八幡平の豊かな自然と美味しい空気を味わって。とくにおすすめは、見返峠付近から望む絶景。岩手山はもちろん、早池峰山から駒ヶ岳に続く岩手連峰を紅葉とともに楽しめます。

八幡平を訪れたら「松川渓谷」にも足をのばして。松川渓谷は、標高800mの山あいから松川温泉周辺まで広がる渓谷です。イワナやヤマメが釣れる穏やかな渓流と秋には色とりどりの紅葉が見事。「森の大橋」から望む紅葉も人気です。八幡平ドライブを楽しんだあとは、やっぱり温泉。絶景混浴露天で知られる「藤七温泉」、強酸性の湯が特徴の「玉川温泉」など八幡平周辺は多彩な温泉も楽しめます。

紅葉見ごろ 例年9月下旬~10月中旬  住所 岩手県八幡平市松尾寄木  定休日 なし  駐車場料金 500円  

まとめ

岩手県の紅葉は、例年10月上旬から見ごろを迎えます。面積が広いだけあり、北から南まで長い期間楽しめるのもうれしいポイントです。もっと手軽に紅葉を楽しみたいなら「盛岡城跡(岩手公園)」もおすすめ。美しい紅葉と石垣のコントラストが見事です。ぜひ今年は岩手の紅葉、楽しんでみてくださいね。

(文:佐藤ともこ)

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Drive! NIPPON編集部

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