江戸・明治時代の面影を残すノスタルジックな町「近江八幡」でスローなひととき

日増しに暖かさを感じる今日この頃、春の陽気に包まれてのんびり散歩したいもの。情緒あふれる古い町並みを散歩できたら尚いいですね。そんな時にオススメが「近江八幡旧市街」。豪商が富を築いてきた歴史を持ち、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている江戸・明治時代の面影を残す町並みの中でゆったりと贅沢な時間を過ごしてみませんか。

近江商人が暮らしていた「新町通り」

近江商人のふるさととして、今でも建造物の保存運動が展開されている「新町通り」。近江商人の家屋が多数並んで残っており、その壮大な景観だけでも一見の価値あり。当時の面影を残す家並みは、壁際にそびえる「見越しの松」や防火用の「うだつ」など、裕福な豪商の邸宅ならではの見どころが満載。風情や歴史を感じながら周辺を散策してみては。

住所 滋賀県近江八幡市新町 　TEL 0748-32-7048（近江八幡市立資料館） 　

明治を感じるカフェ「Cafe Link」

2024年に築120年を迎える酒蔵建造物を改装した「Cafe Link」は、2023年2月26日にオープンしたばかり。町のシンボルツリーとして親しまれている大きなケヤキの木が目印で、広い店内でゆったりと地元の食材を活かしたこだわりの食事を味わえます。ノスタルジックな雰囲気の中、家族や友人とゆっくり会話を弾ませながらのランチがオススメです。

住所 滋賀県近江八幡市仲屋町中7 　TEL 050-8888-0106 　営業時間 ランチ11:00～14:00（L.O.13:30）
カフェ14:00～17:00（L.O.16:30） 　定休日 火・水（他不定休あり） 　

新感覚のアート体験「ボーダレス・アートミュージアム NO-MA」

1930年に京風数寄屋造りの町屋として建築された野間清六邸をリノベーションして2004年に開館した「ボーダレス・アートミュージアム NO-MA」。「障害のある人たちによる造形表現や現代アートなど、様々な表現を分け隔てなく紹介していこう」をコンセプトにした美術館で、訪れた方々に「芸術」とは何か、「表現」とは何か、を考えてもらうような展示を随時開催しています。ここでしか体験できない芸術に触れてみては。

住所 滋賀県近江八幡市永原町上16 　TEL 0748-36-5018 　営業時間 11:00～17:00 　休館日 月曜日（休日の場合は翌平日・展示替え期間、年末年始） 　観覧料 200～300円（企画展によって変更あり） 　URL https://no-ma.jp/ 　

和モダンなナッツ専門店「Going Nuts!」

自然派・手仕事にこだわった個性豊かな店舗が立ち並ぶ“まちや倶楽部”の一角にある「Going Nuts!」 。「ココロ・カラダ・地球にイイコトはじめよう。」をコンセプトに、約70種類のナッツを販売しつつ、量り売りを通して食品ロスの削減活動も行っています。また、店内にはナッツやドライフルーツなどに加えて、ナッツを使用したスムージーなどのドリンクも販売。こちらもオススメです。

住所 近江八幡市仲屋町中21まちや俱楽部内 　TEL 0748-43-1933 　営業時間 月・火・木～土　11:00〜18:00
日　　　　　　　12:00〜17:00 　定休日 水曜日 　URL https://www.going-nuts.com/