淡路島の北端に位置する道の駅あわじは、ドライブの途中に立ち寄りたい魅力的な観光地です。明石海峡大橋の迫力ある景色を眺めながら、地元の食材を使った美味しい料理やお土産を楽しめるおすすめのスポットなのですが、どういったところか知らないという方も少なくないのではないでしょうか。そこで以下では、道の駅あわじの魅力やおすすめのグルメ、お土産などについて詳しく見ていくことにします。
TABLE OF CONTENTS
目次
1.道の駅あわじってどんなところ?
道の駅とは、地域の特産品や観光情報を提供するとともに、ドライブや旅行の休憩にも最適な施設で、淡路島には4箇所に設けられています。そのうちの一つである道の駅あわじは、島の北端の明石海峡大橋のすぐそばにあり、施設内からはその壮大な景色を楽しむことが可能です。施設の建物は、別館と本館に分かれており、そのうちの別館には淡路島の新鮮な魚介類を使った海鮮料理が人気のおさかな共和国えびす丸などの飲食店があります。一方、本館の1階には、淡路島の特産品やお土産が販売されています。ここで注目なのが、淡路島産の牛肉を使ったジューシーなハンバーガーである淡路牛バーガーです。このハンバーガーは、看板メニューとして有名で多くの人が行列をなして買っています。本館の2階には、明石海峡大橋を一望することができる海峡楼というレストランがあり、店内では淡路島の食材を使った和洋中の料理を味わうことができます。窓からは海峡の景色を眺められるようになっているので、美味しい食事に舌鼓を打ちながらゆっくりとした時間を過ごすことができるでしょう。
なお、周辺には松帆アンカレイジパークという公園があります。ここでは、明石海峡大橋の構造を支える巨大なアンカレイジを間近で見ることができます。アンカレイジは、高さが約70メートルもあり、まるで宇宙船のような形をしているため、一見の価値ありです。また、公園の芝生広場には、ポケふたというポケモンのキャラクターが描かれたマンホールがあります。このポケふたは、淡路島の各地に設置されているポケモンの観光プロジェクトの一環で、子どもだけでなく大人も楽しみながら、それを探して施設内を探索できるでしょう。
2.道の駅あわじのおすすめグルメ3選
道の駅あわじにはたくさんの飲食店がありますが、中でもおすすめなのがおさかな共和国えびす丸、レストラン海峡桜、淡be-です。ここでは、それぞれのお店の特徴やおすすめポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
おさかな共和国えびす丸
おさかな共和国えびす丸は、淡路島の道の駅あわじにあるフードコートスタイルの飲食店です。明石海峡大橋のすぐ近くにあり、絶景を見ながら新鮮な海の幸を楽しめます。こちらのお店の人気メニューは、何といっても「生しらす丼」です。水揚げ直後の生しらすの食感と風味が味わえる丼で、毎年10万食を突破するほどの人気です。生しらすがたっぷり盛られているだけでなく、マグロやさわらなどのお刺身も盛りだくさんで、ジュレ生姜とレモンを添えて自家製ポン酢ダレでいただきます。生しらす丼以外にも、「海鮮丼」や「鯛の玉子かけご飯」など淡路島の魚介類を使った丼ものが豊富で、中でも海鮮丼は旬に応じた品揃えで常時約10種類あります。鯛の玉子かけご飯は、明石海峡の鯛と淡路島産の卵を使った絶品ですので、ぜひ試してみてください。どのメニューもリーズナブルな価格設定で、750円から980円で楽しめるようになっています。
なお、お店の隣には、鮮魚売り場があります。淡路島の新鮮な魚介類と珍味の干物を販売しており、クール便での発送もしています。また、焼き穴子専門店や明石焼きの店もあります。
レストラン海峡桜
レストラン海峡桜は、道の駅あわじの2階にある和食レストランで、ゆったりしたテラス席で壮大な明石海峡大橋を眺めながら淡路島の名物料理が楽しめます。メニューは、海鮮や淡路牛をふんだんに使用した豪華な丼物が中心で、各種海鮮丼も絶品ですが、こちらのお店に行くなら淡路牛がのった「極旨 すき焼き重」がおすすめです。淡路牛の肉汁と甘辛のタレが生卵と混ざり合い、お米との相性も抜群ですので、初めて訪れる際にはぜひ注文してみてください。他にも、重箱からはみ出すほど大きな穴子が2本のせられた「穴子丼」や芳ばしい香りがたまらない「淡路牛炙り丼」なども人気です。海鮮も淡路牛も両方楽しみたいという人のために、両方が詰まった「淡路牛炙りと海鮮よくばり丼」も用意されています。
淡be-
淡be-は、テイクアウト専門のファーストフード店で、淡路島の特産品である淡路牛や玉ねぎを使ったオリジナルのハンバーガーや牛丼が楽しめます。数あるメニューの中でも、最も人気があるのは「淡路牛バーガー」です。これは、特製醤油で味付けした淡路牛、淡路島玉ねぎ、レタスをはさんだボリューム満点のハンバーガーで、肉質だけでなく焼き方にもこだわっています。ハンバーガーの味は特選醤油以外にも、バーベキュー味、ピリ辛味、塩だれ味などから選べるようになっているので、その時の気分に合わせて選ぶとよいでしょう。サイズも通常のものに加えて、直径13cmのビッグサイズや直径18cmのビックリサイズがあるため、大食いの方でも満足できるに違いありません。
こちらのお店には、ハンバーガー以外にも、「淡路島牛丼」「淡路牛オムそば」「淡路牛牛肉巻きおにぎり」などのメニューがあります。デザートには、びわ、ミックス、バニラの3種類のソフトクリームや、サクッと揚げた「淡路島フライドたまねぎ」なども人気です。テイクアウト専門店ではあるものの、周辺には屋外ベンチや芝生広場のテラス席もあります。テイクアウトして食べる場所で迷ったときは、芝生広場のテラス席に行くとよいでしょう。明石海峡大橋をローアングルから眺められる絶好のビューポイントです。
3.道の駅あわじでおすすめのお土産は?
道の駅あわじでは、食品加工工場を運営しており、店頭に並んでいる商品の6割以上が自社製造となっています。釜揚げしらす、ちりめんじゃこ、塩わかめなどの海産物類、いかなごの釘煮・海苔などの佃煮類、玉ねぎスープ、玉ねぎポン酢などの玉ねぎ類など、工場で作られた様々な加工品がお土産として高い人気を集めているのです。特に評判なのが玉ねぎ関連のお土産で、中でもたまねぎポン酢は有名なロングセラー商品です。淡路島産の玉ねぎは大きくて甘いのが特徴で、特選醤油とスダチの爽やかな風味が合わさって肉や魚のソースやドレッシングとしても使えるので、お土産選びで困ったときはぜひ検討してみるとよいでしょう。
生しらす沖漬けも売れ筋のお土産のひとつです。こちらは淡路島産の生しらすをスダチ酢で漬け込んだもので、ツルツルとした舌触りとプチプチとした食感が楽しめます。お酒のおつまみや海鮮丼の具としてもおいしいです。それ以外では、太陽をいっぱいに浴びて育った新鮮野菜やフルーツも人気のお土産となっています。淡路島産のいちじくやびわを使ったジャムやソース、淡路島産の野菜や果物を使ったドライフルーツやチップスなどがあります。さらに、食べ物だけでなく、キーホルダーやバッジなどの雑貨製品もお土産として用意されています。淡路島の特産品や名所をモチーフにしたデザインや、明石海峡大橋の形をしたストラップなどが取り揃えられているので、好みに合うものを選ぶとよいでしょう。
4.車でのアクセス・駐車場情報
道の駅あわじへの車でのアクセスは、淡路ICから約5分、垂水ICからは高速道路利用で約20分、淡路南ICからは高速道路利用で約1時間です。淡路ICからは国道28号線を北上し、道の駅あわじの看板に従って左折します。垂水ICからは高速道路を利用し、淡路ICで下りて同様のルートに入ります。淡路南ICから行く場合は高速道路を利用し、淡路ICで下りて同様のルートに入るようにしてください。駐車場は105台停めることができます。内訳は普通車92台、大型車11台、身障者用2台で、駐車料金は無料です。駐車場は道の駅あわじの正面にあり、入り口は国道28号線沿いにあります。
≪まとめ≫ 大人気観光スポットの道の駅あわじでグルメや絶景を堪能しよう
淡路島の北端にある道の駅あわじは、美味しい食べ物と素晴らしい景色が魅力の観光名所で、目の前に広がる明石海峡大橋の迫力や淡路島の特産品であるシラス丼の味わいを楽しむことができます。自社製造のオリジナルのお土産も豊富に取り揃えられていますので、ドライブで淡路島を訪れるなら、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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