広大な大地を誇る北海道には、さまざまな場所に道の駅が点在しています。ドライブ旅行のちょっとした休憩スポットになってくれる道の駅は、それぞれ特徴があります。例えば「地域のグルメが楽しめる」や「絶景が眺められる」などです。この記事では、北海道でおすすめの道の駅を、各施設の特徴を挙げながら紹介します。これから北海道をドライブするときには、ぜひ参考にしてください。
TABLE OF CONTENTS
目次
エリア別|北海道でおすすめの道の駅28選!
北海道は、道南、道央、道東、道北といった複数のエリアにわかれています。エリアを旅するときには、どのような道の駅があるかをあらかじめ押さえておくと役立ちます。おすすめの道の駅をエリアごとに紹介しましょう。
1.道南エリア
函館市や奥尻島などがある道南エリアは、北海道旅行でも人気が高いエリアです。このエリアには、おすすめの道の駅がたくさんあります。以下ででは、道南エリアの6つの道の駅を紹介します。
道の駅なないろ・ななえ
道の駅なないろ・ななえは、亀田郡七飯町にある道の駅です。こちらの施設は、2021年度に「地方別道の駅チェックインランキング」の北海道部門で1位になりました。ガラス張りの施設のエントランスを入ると目に入るのが、七飯町の特産品である「りんご」と「なないろ」をモチーフにしたタペストリーです。施設内にある峠下カフェでは、小原のガラナを使ったソフトクリームや地元産の牛肉を使用したコロッケなどが味わえます。
ドライブ旅行の疲れがゆっくりと癒せる休憩スペースや、ご当地の農産品が購入できるコーナーもあり、地域の魅力に触れながらゆっくりとくつろげるのが魅力です。カラフルなキッズスペースやトイレも必見です。
道の駅しかべ間歇泉公園
道の駅しかべ間歇泉公園の特徴に挙げられるのが、ご当地の海鮮グルメとゆったりとできる温泉です。鹿部漁港に近いこちらの道の駅は、新鮮な海の食材がたっぷりと味わえます。レストランで提供されているのが、特産品のほたてや根昆布などを使ったメニューの数々です。プレミアムたらこ御前や、期間限定で提供される甘エビ丼はとくに人気の一品です。このほか、迫力満点のすけそバーガーも好評を得ています。足湯が楽しめるところは、道の駅しかべ間歇泉公園ならではの魅力に挙げられるでしょう。北海道遺産に認定されたしかべ間歇泉のダイナミックな光景を満喫しながら、ドライブの合間に温かい湯でゆっくりと旅の疲れが癒せます。
道の駅上ノ国もんじゅ
北海道ウォーカーの絶景感動部門で金賞を受賞した道の駅上ノ国もんじゅは、美しい風景が楽しめるのが特徴です。海を見下ろす丘に建つ神秘的な鳥居の風景やダイナミックな海の眺めは、この施設ならではの魅力に挙げられるでしょう。2階建ての建物の1階にあるのが、地域の農産品や海産物などを扱う物産直売所です。1階では、檜山のイチゴを使ったソフトクリームやジュース、ヒバを使った工芸品なども販売されています。2階には、レストランの「グルメブティックもんじゅ」があります。
こちらのレストランは日本海を眺め渡せる設計になっており、開放感のある雰囲気のなかで食事が楽しめるのが魅力です。上ノ国町の名物の「てっくい」を使った天丼は、人気の一品です。
道の駅 江差
道の駅 江差は、「自称日本一小さい道の駅」として注目されています。この施設の名物になっているのが、海辺に建てられた繁次郎の銅像です。繁次郎は「とんち」の名人と伝えられている人物で、江戸時代の江差に実在していたと言われています。彼は笑いの守り神としても知られており、地域の人達からも愛され続けてきました。彼の名前にちなんだ繁次郎浜は、広々とした海の風景が楽しめるスポットです。波の音を聞きながら、浜辺をゆっくりと散歩すれば運転の疲れも和らぐでしょう。「小さい」をテーマにしたユニークな品々が眺められる、「小さいものミュージアム」もおすすめです。
道の駅みそぎの郷 きこない
北海道新幹線木古内駅・道南いさりび鉄道木古内駅は、北海道の玄関口として知られています。駅のすぐ前にあるのが、道の駅みそぎの郷 きこないです。こちらの施設は、木古内町観光交流センターの名前でも知られており、「寒中みそぎ祭り」などの町の伝統神事を広く伝える魅力の発信基地としての役割も果たしています。建物は道南杉の風合いを生かした暖かみのある雰囲気にデザインされており、地域の特産品が購入できるショッピングエリアや多目的ホールなどが完備されています。有名シェフが腕を振るうイタリアンレストランでは、地域の食材を使ったおしゃれな料理が楽しめます。
道の駅 北前船 松前
松前町の道の駅 北前船 松前は、北海道の最南端に位置する道の駅です。松前町は城下町として知られており、こちらの駅は松前城や松前公園などの観光スポットにも足を向けやすい立地です。青森県に近いこともあり、道の駅 北前船 松前は、津軽半島や津軽海峡、津軽富士の愛称で知られる岩木山などの絶景が楽しめるのも、魅力のひとつに挙げられます。施設内に設けられた「うみ風テラス」からは、雄大な海の景色が眺められます。新鮮な海の幸が堪能できる「うみかぜ食堂」は、うになどの豪華なメニューが楽しめるスポットとして好評を得ています。まぐろ、サーモンなどを使った海鮮丼は、とくにファンが多い一品です。
2.道央エリア①
道央エリアは北海道の西側に位置しており、エリア内には札幌市や苫小牧市、登別市などがあります。ここでは、道央エリアでおすすめの魅力的な道の駅を紹介しましょう。
道の駅ニセコビュープラザ
ユニークな建物が人目を引く道の駅ニセコビュープラザは、虻田郡ニセコ町にあります。こちらの施設で人気があるのが、石窯パンや香ばしい香りが食欲をそそるベーグル、手作りのソーセージなどのご当地グルメです。「情報プラザ棟」に足を向ければ、地酒を始め、さまざまなご当地グルメが購入できます。「情報プラザ棟」は観光案内所も兼ねており、ニセコ町をドライブする際にも役立つ情報が得られる可能性があります。パンフレットの配布も行っているため、食事やお土産を購入する際に立ち寄ってみるのも良い方法になるでしょう。道の駅ニセコビュープラザの中庭からは、目の前にひょっこりとのぞく羊蹄山も眺められます。
道の駅サーモンパーク千歳
道の駅サーモンパーク千歳は、千歳空港から車で約15分、JR千歳駅から歩いて15分というアクセスしやすい場所にあります。名前の通り、こちらの駅はサーモンをテーマにしているのが大きな特徴です。北海道の特産品であるサーモンの魅力や北海道ならではの食文化を広く知ってもらうことにも力を入れており、施設内ではサーモンを使ったメニューが数多く提供されています。海鮮丼などの定番メニューはもちろんですが、サーモンを使ったラーメンが味わえるのも、魅力のひとつです。隣に建つ「サケのふるさと千歳水族館」には、サーモンゾーンや支笏湖ゾーンなどの複数のエリアが設けられており、さまざまな生物の姿が鑑賞できます。
道の駅サンフラワー北竜
ヨーロッパの建物を彷彿させるおしゃれなデザインが、道の駅サンフラワー北竜の特徴です。こちらの道の駅はオランダの建物をイメージしており、目印となる大きな龍が門に設置されています。施設のなかには、レストランや温泉などがあり、休憩所としてもさまざまな機能を備えているのがこちらの道の駅です。ひまわりをテーマにしているのも特徴で、ひまわり湯なども楽しめます。露天風呂で開放感に浸ることもできるため、ドライブの途中で立ち寄るのもおすすめです。
一面のひまわり畑が楽しめる7月の下旬頃は、とくに施設の魅力が堪能できるシーズンです。建物の裏にあるひまわり畑を眺めて、ひまわりグッズやひまわりアイスなどを購入するのもおすすめの楽しみ方です。
道の駅スタープラザ芦別
道の駅スタープラザ芦別は、グルメから特産品まで、芦別の魅力をたっぷりと堪能できる道の駅です。施設内に設けられたショップでは、芦別産のサクランボの加工品、木工品、米などの特産品が購入できます。1階にあるピザ専門店やレストランは、ドライブの合間の食事にもおすすめのスポットです。ピザ専門店が提供する石窯で焼いたご当地ピザは、芦別を訪れたらぜひトライしてみたいグルメのひとつです。2階のレストランでは、和食から洋食までさまざまなメニューを用意しています。屋外に設けられたユニークな星型のトイレも、話題を呼んでいます。
道の駅スタープラザ芦別は、すぐ隣に「星の降る里百年記念館」があり、芦別の美しい星空を体験できるところも人気の一因です。
道の駅スペース・アップルよいち
地元出身の宇宙飛行士である毛利衛にちなみ、宇宙をテーマにしているのが道の駅スペース・アップルよいちです。こちらの施設のなかには、余市宇宙記念館「スペース童夢」があり、毛利衛の業績をじっくりと堪能することができます。子供から大人まで、宇宙飛行士になった気分で宇宙の不思議を味わえるところは、道の駅スペース・アップルよいちならではと言えるでしょう。ミュージアムショップでは、10種類を超える「宇宙食」が販売されており、宇宙での食事も疑似体験できます。また、天体望遠鏡などの天文にちなんだグッズもショップでは手に入ります。地元産の果物やワインが購入できるのも魅力です。
道央エリア②
道の駅サラブレッドロード新冠
「競走馬のふるさと」として知られる新冠町にあるのが、道の駅サラブレッドロード新冠です。こちらの施設には、地域の特産品が集められた物産館やファーストフードコーナー、フラワーショップなどがあります。レストランも設けられており、食事も可能です。サラブレッドの銅像やオブジェが眺められるところは、道の駅サラブレッドロード新冠ならではの魅力と言えるでしょう。ショップでは、競走馬が使用した蹄鉄やサラブレッドにちなんだクッキーなどが販売されています。
特産品であるピーマンのソフトクリームや羊羹、チップスなどが楽しめる点も特徴に挙げられるでしょう。建物の隣には全国から寄贈された約90万枚ものレコードを有する「レ・コード館」があり、さまざまな音の魅力が堪能できます。
道の駅 名水の郷きょうごく名水プラザ
道の駅 名水の郷きょうごく名水プラザは、水をテーマにしているのが特徴です。地域にある「ふきだし公園」は、「羊蹄のふきだし湧水」が湧き出るスポットとして知られています。「羊蹄のふきだし湧水」は、羊蹄山の火山灰に約70年もの時間をかけてろ過された、名水百選に選ばれた良質な水です。道の駅 名水の郷きょうごく名水プラザの売店では、このような名水のナチュラルミネラルウォーターも販売しています。
名水を使った珈琲、珈琲ゼリーは、お土産としても人気です。パークゴルフ場やキャンプ場などのアウトドアレジャーが楽しめるスポット、一息つける京極温泉なども近くにあり、道の駅 名水の郷きょうごく名水プラザはいろいろな楽しみが期待できるスポットです。
道の駅あびら D51ステーション
道の駅あびら D51ステーションがある安平町追分地区は、北海道の鉄道の拠点として発展した歴史を持ちます。このような歴史を展示する鉄道資料館が、道の駅あびら D51ステーションには併設されています。資料館には、SLや特急列車の車両が展示されており、鉄道ファンからも人気です。ショップで好評を得ているのが、焼きたてのパンを販売するベーカリーと特産品のコーナーです。トッピングにこだわったパンは、お土産としても好評です。特産品コーナーでは、地域の名産品が購入できます。アトリウムの一角に設けられたレガシーギャラリーでは、地域の鉄道文化の変遷もチェックができるでしょう。
北欧の風 道の駅とうべつ
北欧の風 道の駅とうべつは、札幌市の中心部から最も近い道の駅として知られています。横に広がる施設の平屋の建物は、北欧の空気を感じさせるようなのんびりとした雰囲気です。当別町は、スウェーデン王国のレクサンド市と姉妹都市の関係にあり、道の駅の建物にも北欧を彷彿させるデザインが取り入れられています。施設のなかには、地元の素材を使ったスイーツが楽しめるコーナーや農産物直売所などがあり、地域の「食」にこだわった施設としても話題を呼んでいるのが、こちらの施設です。お手頃な価格で本格的なイタリアンが楽しめるレストランやコンビニエンスストアも、施設には設けられています。
3.道東エリア①
北海道の道東エリアは、阿寒摩周国立公園などがある自然豊かな地域です。このエリアにも、個性豊かな道の駅の数々が設けられています。特徴や魅力を挙げながら、おすすめの施設を紹介しましょう。
道の駅流氷街道網走
道の駅流氷街道網走は、特産品の購入からご当地グルメまで幅広く楽しめる道の駅です。例えば、地元の特産品を販売するショップには、流氷の海をイメージしたユニークなコーナーが設けられています。チーズ小僧や網走プリンなどは、お土産としても人気がある一品です。テイクアウトコーナーで好評を得ているのが、流氷ソフトクリームや網走ザンギ、網走バーガーなどです。ご当地でしか味わえないグルメは、2階の「キネマ館」でも堪能できます。こちらの施設では、網走の流氷などの観光情報も広く発信しています。ドライブの折に立ち寄ってみると、近隣の魅力的なスポットに足を向ける機会が得られるでしょう。
道の駅うとろ・シリエトク
道の駅うとろ・シリエトクは、世界自然遺産の知床の玄関口とも称される道の駅です。施設は知床観光の重要な拠点としても知られており、エリアに足を向けた際には、さまざまな観光情報が入手できる可能性があります。道の駅うとろ・シリエトクの大きな特徴は、ご当地のグルメが堪能できることです。施設に設けられたレストランでは、旬の新鮮なサーモンやホッケなどを使った海鮮丼、焼魚定食などが味わえます。特産品であるこけももを使用したサイダーやどら焼き、タルトケーキなどは、女性にも喜ばれる人気のグルメです。ショップでは、サーモンや鹿肉を使った商品も人気を得ています。
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠は、日本屈指の湖として知られるカルデラ湖「屈斜路湖」の眺めが楽しめる美幌峠の頂上にあります。施設があるエリアは阿寒摩周国立公園のなかに位置しており、自然を存分に満喫できるのが魅力になっています。建物に設けられたレストランでは、「美幌牛と玉ねぎのカレー」や「美幌産野菜の天ぷら定食」など、地元の食材を使った人気メニューが味わえます。テイクアウトコーナーで楽しめるのが、熊笹やメープルシロップを使ったアイスクリーム、あげいもなどのスイーツです。ベーカリーショップやコーヒーショップで販売されているカレーパンやレモネードなどは、ドライブのお供にもおすすめです。
道の駅厚岸グルメパーク
食事、レジャー、ショッピングといった旅の楽しみがひと通り満喫できる道の駅 厚岸グルメパークは、「岬と花の霧街道」にあります。ご当地のグルメが味わえるレストランでは、特産の牡蠣を使ったメニューが人気を得ています。1階のオイスターカフェは、蒸し牡蠣や牡蠣を使ったソフトクリームなどが楽しめるユニークなショップです。また、2階には、牡蠣やさんまなどをバーベキューで焼いて味わえるショップも設けられています。ドライブで疲れたときには、パワーが出るシーフードを楽しみながら一休みするのもおすすめです。牡蠣、あさり、さんまの展示販売をするコーナーでは、ご当地ならではのお土産が手に入ります。
道の駅あしょろ銀河ホール21
90年以上の歴史を誇る北海道ちほく高原鉄道のふるさと銀河線の情報を紹介しているのが、道の駅あしょろ銀河ホール21です。施設に設けられたふるさと銀河線情報展示コーナーでは、地域の交通機関として愛された銀河線の歴史を紹介しています。線路やホーム、車両などが展示されたコーナーでは、ノスタルジックな魅力に触れられます。道の駅あしょろ銀河ホール21がある足寄は、歌手の松山千春の出身地です。道の駅のなかには、松山千春の服飾品や作品を展示するギャラリーも設けられており、貴重なステージ衣装などを見ることができます。チーズをはじめとする乳製品を販売するコーナーでは、焼き立てのパンも販売されています。
道東エリア②
道の駅摩周温泉
道の駅摩周温泉は、源泉掛け流しの足湯が24時間楽しめるなど、温泉地ならではの魅力がある道の駅です。摩周温泉は、神経痛などに効能が期待できる単純アルカリ性単純温泉です。ドライブで疲れた足をゆっくりとほぐしてリフレッシュすれば、パワーもチャージされるでしょう。ドッグランも完備されており、ペットと一緒のドライブでも立ち寄ってみたいスポットです。こちらの施設は、摩周湖展望台とリアルタイムで情報共有をしながら、天気やドライブコースなどの観光情報を提供しているため、ドライブ旅行の中継地点としても役立ってくれる可能性があります。
エゾシカバーガーなどがテイクアウトできるコーナーやエリアのパンフレットが集められたコーナーもあります。
道の駅遠軽 森のオホーツク
北海道で初めてスキー場を併設した道の駅が、道の駅遠軽 森のオホーツクです。こちらの施設は、オホーツクの玄関口なっており、ゲレンデの情報やオホーツクの魅力を広く伝えています。ショップや足湯、ドッグランといった充実したサービスを備えているのも、道の駅遠軽 森のオホーツクの大きな特徴です。ツリートレッキングなどのアウトドアレジャーが満喫できるため、食事の後は自然に触れてリフレッシュするのもおすすめの楽しみ方です。地元産のジャガイモの丸揚げや豆のコロッケなどは、ドライブ途中でお腹がすいたときにも嬉しいメニューです。ショップでは、黒曜石カレーなどのユニークな商品も販売されています。
道の駅おとふけ なつぞらのふる里
道の駅おとふけ なつぞらのふる里は、2022年に道東自動車道音更帯広インターチェンジの南側にオープンしました。この施設は、NHKの連続テレビ小説「なつぞら」をテーマにしていることでも知られており、建物のなかには番組のセットを再現した「なつぞらエリア」が設けられています。ドラマの世界を堪能したい人にとっては、とくに魅力的なスポットになるでしょう。白いオムライスや3種類のチーズを使ったドリアなどが味わえるフードコートは、洋食の美味しさが堪能できるとしてドライブ中の観光客からも人気のスポットです。野菜を始めとする地元の特産品が購入できる、なつぞら市場も人気です。
道の駅ガーデンスパ十勝川温泉
道の駅ガーデンスパ十勝川温泉も、温泉が楽しめる道の駅です。こちらの施設で注目されているのが、ガーデンスパです。スパには水着で入ることが可能で、カップルや家族でドライブの合間も癒しのひとときが楽しめます。足湯は無料で利用ができ、誰でも気軽に温泉が楽しめるのが魅力です。施設には、体験工房も設けられています。工房に予約をしておくと、アイスクリームやピザ、チーズなどを自分で作って楽しむことができます。カフェには、ラクレットチーズなどの十勝のグルメが味わえるメニューも用意されています。ベーカリーでは温泉まんじゅうも提供しており、温泉地ならではのおやつが楽しめます。
道の駅メルヘンの丘めまんべつ
北見市から網走市へと続く国道39号線に面しているのが、道の駅メルヘンの丘めまんべつです。施設の周辺には網走湖や眺望が美しい丘陵地があるため、写真撮影に最適なスポットとしても道の駅メルヘンの丘めまんべつは有名です。網走湖でとれたしじみを使ったインスタントみそ汁、スープなどは、ショップでもコンスタントに人気がある商品です。また、地元のトマトやしそ、さくら豚などを使用した加工品も好評を得ています。一角に網走刑務所などの全国の刑務所で作られた刑務作業製品コーナーがあるところも、要チェックです。
4.道北エリア
北海道の北部に位置する道北エリアにも、おすすめの道の駅があります。特徴などを挙げながら、スポットの魅力を紹介しましょう。
道の駅もち米の里☆なよろ
道の駅もち米の里☆なよろは、名寄市の南の玄関口として知られています。こちらの施設は、もち米コロッケをはじめ、名寄名産のもち米にこだわった特産品が販売されていることで有名です。いちご大福やどら焼きといった和菓子も充実しており、甘いものが好きな人にとっても魅力的なスポットになるでしょう。レストランでも、もち米の里ならではのおもちや、そばを使ったメニューを提供しています。交通情報やイベント情報などを発信する名寄ローカルコミュニティが設けられている道の駅もち米の里☆なよろは、情報の発信基地としても注目されています。
道の駅わっかない
道の駅わっかないは、国道40号線のちょうど終点に位置しており、日本最北の道の駅として知られています。JR稚内駅やバスターミナルが併設されているため、電車や飛行機でのアクセスもしやすい立地に恵まれています。周辺には、北海道遺産として知られる稚泊航路記念碑や稚内港北防波堤ドームなどのスポットが点在しており、旅行のついでに訪れやすい場所にあります。モダンで少しおしゃれな雰囲気が、道の駅わっかないの特徴です。特産品である牛肉を使ったハヤシライスやハンバーグなどが味わえるカフェもあり、ドライブでお腹がすいたときのランチにもおすすめのスポットです。キッズルームや稚内の情報が入手できる地域交流センターなどもあります。
道の駅おびら鰊番屋
道の駅おびら鰊番屋は、観光交流センターや歴史文化保存展示ホールなどを備えた道の駅です。国指定の重要文化財の番屋の建物が使われているのが、こちらの道の駅の大きな特徴に挙げられます。大漁旗があしらわれたホールは、吹き抜けの開放感のあるデザインで、ゆっくりと休憩ができる雰囲気です。囲炉裏がある畳のスペースも設けられており、家族や友人と和気あいあいとくつろげる空間もあります。施設の食堂で提供されているにしんの親子丼やにしんそば、にしんの三平汁などは、幅広い世代の人から人気のご当地グルメです。
≪まとめ≫ 道の駅を目的に北海道をドライブするのもおすすめ!
北海道は、魅力的な道の駅に多く出会えるエリアです。北海道の道の駅にはそれぞれ個性があり、何度も訪れてみたいユニークな魅力に溢れています。ドライブの途中で休憩や食事に立ち寄るのはもちろんですが、道の駅を目的にした車の旅も北海道では楽しめるでしょう。各施設の魅力を味わって、充実したドライブ旅行を楽しんでみましょう。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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