高速道路に設けられているサービスエリアは、年を追うごとに充実してきており、今ではドライブ時に欠かせないスポットになっています。特に、パサール守谷は東日本エリアでトップ5に入る人気を誇っており、茨城方面にドライブするならぜひとも立ち寄っておきたい施設です。以下では、その主な特徴に加えて、おすすめのグルメやお土産の情報を、上り線側と下り線側に分けて詳しく見ていきます。
TABLE OF CONTENTS
目次
1. パサール守谷の主な特徴
パサール守谷は、茨城県守谷市に設けられている常磐自動車道のサービスエリアの一つで、東京方面へ向かう最後のSAとして知られています。2014年にリニューアルオープンし、大型車100台と小型車264台を収容できる大型の施設へと変貌を遂げました。このサービスエリアには24時間営業しているコンビニやガソリンスタンド、ベビーケアルームなどの施設が整っているだけでなく、上り線と下り線の両方で魅力的なグルメや特産品が充実しており食事やお土産探しに訪れる人々を楽しませています。
また、一般道からも出入りができるようになっているので、都内からお土産を求めてやって来るドライバーが立ち寄るだけでなく、地元の住民が気軽に買い物に訪れるケースも少なくありません。そのため、月間の利用者は30万人以上にも上り、常時多くの人々で賑わっています。さらに、こちらのサービスエリアには、車椅子の利用者でも楽しめる完全バリアフリー型の施設であるという特徴もあります。上り線と下り線ともに広々としたドッグランが設けられており、愛犬を連れて訪れるのにもぴったりです。
2. パサール守谷【上り】のおすすめグルメ&お土産情報
パサール守谷の上り線側は「恵みの森」というコンセプトを掲げており、その施設内には高速道路では滅多にお目にかかれないようなお店がたくさんあります。他にも地元の特産品を取り揃えた魅力的なサービスエリアですので、ここではその魅力がより伝わるように、おすすめグルメやお土産の情報を紹介することにします。
グルメ情報
パサール守谷の上り線側には、地元で高い人気を誇るお店がたくさんあり、多種多様なグルメを楽しむことができます。数あるお店の中でも特におすすめなのが、明治33年に創業したさんわグループの「鶏三和」です。こちらのお店で味わえる親子丼は、鶏肉がジューシーである上に、秘伝のかえしとふんわりとしたとろみのある卵が入っていて絶品ですので、機会があればぜひ味わってみるとよいでしょう。
それ以外に注目すべきなのは、初めて高速道路に出店した「茨城大勝軒」です。老舗の大勝軒の味にアレンジを加えた独自の濃厚スープが絶品で、遠方からもそれを味わうために多くの人が訪れます。大勝軒というとつけ麺が定番メニューですが、こちらのお店にはそれ以外にも「芳醇塩ラーメン」や「濃厚味玉中華そば」といったメニューも取り揃えられています。さらに、新鮮な海の幸を味わいたいということであれば、茨城県産のプリプリのタコを使った「常陸漁港丼」が一押しの「もりの市場食堂」に行ってみるのもおすすめです。
お土産情報
パサール守谷の上り線側には、魅力的なお土産を販売している店がたくさんあります。その中でも一押しなのが、あまり知られていない茨城の様々な逸品を取り揃えている「旬撰倶楽部」です。特に、ふんわりした口当たりとメロンの濃厚な味わいが絶品の「黄金のめろんばうむ」はこちらのお店でしか手に入れることができないので、パサール守谷に立ち寄った際にはぜひ購入してみてください。また、どら焼き専門店である「志ち乃」で売られている「ティラミスどら焼き」もお土産としておすすめです。こちらは守谷店限定の商品となっており、どら焼きの生地とティラミスとの抜群の相性を堪能することができます。
さらに、茨城県を代表するお土産といえば、定番の納豆を外すわけにはいきません。パサール守谷でももちろん「水戸納豆」は販売されており、藁に包まれている珍しい見た目からお土産として高い人気を集めています。同じ「水戸納豆」でも、「天狗納豆」や「黒納豆」といった様々な種類の商品が売られていますので、いくつか買って帰って家族や友人に配ると喜んでもらえるでしょう。なお、パサール守谷には、地元で採れた新鮮な野菜も販売されています。洗ってそのまま食べられることから、お土産としておすすめなのはもちろんですが、その場で食べれば長時間にわたる運転で疲労している体をリフレッシュさせることができるでしょう。
3. パサール守谷【下り】のおすすめグルメ&お土産情報
パサール守谷の下り線側は、上り線側とは異なる「憩いの森」というコンセプトを掲げており、それに基づいて誰でもリラックスすることができる空間が広がっています。グルメやお土産も上り線側に負けないくらい様々なものが取り揃えられていて見どころが満載ですので、ここではその中からおすすめをいくつかピックアップして紹介します。
グルメ情報
パサール守谷の下り線側には、上り線側と同様に地元のお店が軒を並べていますが、それに加えて東京の有名店も多く進出しています。そのうちの一つが、東京の環状7号線沿いに本店がある「せたが屋」です。こちらは東京でも有数のラーメンの名店で、特に煮干しの風味が堪能できるスープとツルツルとした喉ごしが楽しめる硬めの麺が組み合わされた絶品のつけ麺を求め、多くのラーメンファンが日々行列を作っています。パサール守谷にある店舗もお昼時を中心に混み合いますが、タイミングが良ければそれほど並ばずに入店することが可能です。
また、東京・青山にある定食や丼の専門店が運営している「大かまど飯 寅福 守谷食堂」もおすすめです。茨城県産の豚肉を使って作られる「守谷スタ丼定食」が代表的なメニューで、150キロを超える大かまどで炊かれるライスも魅力的な一品となっています。それ以外で人気なのは、中国料理店の老舗である「南国酒家 広東麺飯房」です。定番の中華料理も美味しいのですが、特に地元の特産品を使った「納豆タンタン麺」はこのお店でしか食することができない珍しいメニューですので、来店時にはぜひ注文してみるとよいでしょう。
お土産情報
パサール守谷の下り線側を訪れた際には、この施設でしか購入することができない「守谷さんちのバームクーヘン」をお土産として買っていくとよいでしょう。新鮮で美味しい地元の牛乳をふんだんに使用して作られているため、濃厚なミルクの甘みや風味に加えてしっとりとした食感も堪能できる逸品です。また、和のテイストがお好みであれば、地元の特産であるさしま茶を使って作られている「ラングドシ」をお土産に買って帰るとよいでしょう。抹茶ならではの深い味わいや香りを満喫できるだけでなく、緑と黄緑の市松模様のパッケージが用いられているため見た目にも楽しめます。
さらに、茨城と言えば生産量が日本一を誇っているレンコンが有名ですが、パサール守谷ではその粉末を練り込んで作られる「茨城ローズサブレ」が販売されています。レンコンのほどよい甘さとサブレのサクサクした食感が組み合わさった魅力的なスイーツですので、お菓子好きの方へのお土産にはうってつけです。それだけでなく、花の種入りのメッセージカードが付いているため、大切な人への贈り物として購入してもよいでしょう。
≪まとめ≫茨城県方面にいくならパサール守谷でグルメや買い物を楽しもう
以上で見てきたように、パサール守谷は多くの車が停められる駐車場があることに加えて、24時間オープンしているコンビニやドッグランといった様々な設備が充実している魅力的な施設です。それだけではなく、上下線ともにおすすめのグルメやお土産も満載ですので、訪れた際には単に休憩するだけではなく、ぜひとも食事や買い物を楽しんでください。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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