2023年4月28日にオープンした道の駅常総は、茨城県内16番目となる道の駅です。オープンからわずか半年足らずで100万人が訪れるほど人気があります。地元の生産者から届く農作物に加えて、道の駅オリジナル開発の加工品、地元の食材を使った絶品グルメなどが提供されています。今回は、道の駅常総の魅力やおすすめグルメなどを紹介します。
TABLE OF CONTENTS
目次
1. 道の駅常総ってどんなところ?
2023年にオープンした道の駅常総はどんなところなのでしょうか。まずは道の駅常総に関する基本情報を紹介します。
コンセプト
道の駅常総のコンセプトは「こころほくほく 食べてワクワク 笑顔が集う食のテーマパーク」。生産者のこだわり、地域の豊かな食文化や伝統などに触れて欲しいという想いで、「食」に重点を置いた道の駅が運営されています。
ワクワクする食のテーマパークを目指している道の駅常総では、豊かな自然で育った常総の食材はもちろん、茨城県全域から集まる食材が取り揃っています。
道の駅常総があるエリアは、元々2015年に鬼怒川の堤防決壊による被害を受けたところ。復興のシンボルでもある道の駅では、食を通して地元の地域活性化に貢献する場所となっています。
施設情報
施設内にはレストランやスイーツ店、農産物直売所、物販コーナーなどが用意されています。
屋外には交流広場や芝生公園、プレイルーム、子どもの遊び場、展望デッキなどが設けられており、子どもから大人まで幅広い世代の人が楽しめる施設となっています。
道の駅の営業時間は9:00〜17:00ですが、レストランや食堂は10:00〜17:00(L.O.16:00)です。
また、2024年秋頃には、道の駅併設の温浴施設がオープン予定で、天然温泉を堪能できる露天風呂や関東最大級のホールサウナなどを楽しめる施設とのこと。
地元の食材をふんだんに使用したレストランやリラクゼーションサービスも用意される予定で、家族みんなで1日中楽しく滞在できる施設になりそうです。
交通アクセス
下妻方面からのアクセスの場合、道の駅全面の国道294号側道から左折して入場します。
守谷方面からのアクセスの場合、国道294号から三坂新田西交差点を右折し、グランベリー大地入口を左折して直進した後、左折して入場しましょう。
つくば方面からは、県道123号からグランベリー大地入口を左折してください。圏央道常総インターチェンジを降りたらすぐそばにあるので、県外からも訪れやすいはずです。
なお、駐車場は大型車48台、小型車114台、障がい者用駐車場4台、EV充電2台の計168台が駐車可能です。
2.食のテーマパーク!道の駅常総のおすすめ食事処
地元常総をはじめ茨城全域からおいしい食材が集まる道の駅常総では、おいしいご飯も食べられます。ここからは、道の駅常総のおすすめ食事処を紹介します。
常総いなほ食堂
常総いなほ食堂は、茨城の土地の恵みと山の恵みを味わえる食事処です。道の駅の2階に店を構える大食堂で、常陸牛やローズポーク、つくば鶏などの茨城名産品を手軽に楽しめます。
おすすめメニューは、「常陸⽜焼き牛めし定食」「トロとろとろ丼」「はまぐりラーメン」です。ローズポークを使った「カツカレー」や「常磐秋そば」なども人気です。
他にも鮮度抜群の魚介類がたっぷりのった「絶景 海鮮豊田城」、下妻産大豆100%のわら納豆を使った「海鮮ばくだんねばねば丼定食」など、見た目のインパクトが大きくてSNS映えするメニューも充実しています。
TAMAGOYA常総レストラン
TAMAGOYA常総レストランは、茨城たまご「天てり卵」を使用したメニューが豊富なレストランです。
おすすめメニューは、とろとろの卵がおいしい「奥久慈軍鶏の親子丼」や常陸牛と濃厚なデミグラスソースの組み合わせが絶妙な「常陸牛ハンバーグ 贅沢オムバーグ」、ふわふわ食感のパンケーキに2種類のクリームをトッピングした「プレミアムパンケーキ」などです。
さらにエッグタルトやシュークリームなどのスイーツメニューも堪能できます。
レストランのメニューが気に入ったら、物販コーナーでお土産を買って帰ってはいかがでしょうか。特に瓶詰めされたなめらかプリンはお土産にぴったりです。小さなお子さんには、車型プレートの「TAMAGOYAお子様セット」が用意されています。テラス席も完備されており、心地よい風を感じながらゆっくり食事を楽しむことも可能です。
ぼくとメロンと。ベーカリー&ソフトクリーム
道の駅常総では、茨城産メロンのおいしさを堪能できる「ぼくとメロンとベーカリー。」「ぼくとメロンとソフトクリーム。」という2店舗が展開されています。ベーカリーの人気メニューはカスタードクリームがたっぷり詰まった「ぼくのカスタードメロンパン」。マフィンのような見た目の一風変わったメロンパンです。メロンパン好きには数量限定の「いがいメロンパン」もおすすめ。通常のメロンパン20個分の大きなメロンパンは食べ応え抜群です。
ソフトクリームのおすすめメニューはモンブラン風メロンペーストが絶品の「メロメロモンブランソフト」、メロンパンの中にソフトクリームとプリンが入った「プリンメロンパンソフト」などです。SNS映えする見た目がおしゃれなメニューが充実しています。焼き上がり時間近くになると行列ができることもあるので、メロンパンが目当ての場合は道の駅に着いたらまずベーカリーをチェックしてみることをおすすめします。
3.道の駅常総では農産物直売所も人気!
道の駅常総の1階にある「農産物直売所」は近隣の180もの地元農家と契約しており、毎日新鮮な野菜や果物がたくさん並んでいます。旬の農産物がリーズナブルな価格で買うことが可能です。道の駅オリジナル開発の加工品も人気。道の駅常総でしか買えない商品が数多く用意されているので、何度訪れても楽しめます。
農産物直売所に足を運ぶ際には、精肉や鮮魚、惣菜コーナーもチェックしてみることをおすすめします。常総牛や茨城産の海鮮といった食材に加えて、自宅でおいしく食べられる海鮮丼や惣菜、お弁当が販売されています。
4.道の駅常総で買えるおすすめのお土産は?
次に道の駅常総で買えるおすすめのお土産を紹介します。友人・知人へのお土産だけでなく、自分へのご褒美を購入してみてはいかがでしょうか。
卵
道の駅常総のおすすめのお土産といえば、限定商品「天てり卵」です。「天てり卵」とは、自然に近い環境で育てられた鶏の卵のこと。1羽の鶏から1日1個しか生まれない貴重な卵です。卵自体を購入する人はもちろん多いですが、「天てり卵」を使用したプリンや焼き菓子などもよく売れています。
その他にも、たまごふりかけやたまごかけごはんの素など卵関連の商品が販売されています。
メロン
メロンの生産量が全国1位の茨城県。お土産コーナーの中でもメロンを使った商品が豊富で、メロンジャムやメロンパンまんじゅう、メロンタルトなどが販売されています。メロンジャムはパンに塗ったりヨーグルトに入れるなど、使い勝手が良い1品。
メロンパンまんじゅうはミニチュア版メロンパンのような見た目で、お土産で渡すと喜んでもらえそうなスイーツです。バラ売りもされているので、自分用のお土産に購入してみるのも良いでしょう。
メロンタルトは、茨城産クインシーメロンを使ってしっとり焼き上げたチーズタルトです。
またメロンパン好きには、「パンに塗って焼くだけメロンパン」もおすすめです。ザクザクとしたクッキー生地入りのペーストをパンに塗ってトースターで焼くと、普通の食パンがメロンパンのような味に仕上がります。
お米
関東一の米どころといわれる茨城県。お米に最適な気象条件が整っていることもあり、おいしいお米が育ちます。そのため、県内ではコシヒカリやあきたこまちなどの日本を代表するお米や、茨城県オリジナル品種ふくまるといった様々な品種のお米が栽培されています。
そんな茨城県にある道の駅常総でも、お米関連の商品が充実。物販コーナーの「米から米」では、お米で作ったおかきやチップス、おこげなどが販売されています。
また、直売所では農家が作ったお米を購入することも可能です。ご飯のお供や炊き込みご飯の素などもたくさん販売されているので、おいしいお米と一緒に購入してみてはいかがでしょうか。
さつまいも
茨城県はさつまいもの生産量が多いことでも有名です。道の駅常総ではメロンやお米などだけでなく、さつまいもの商品もたくさん取り扱っています。
道の駅に行くとまず出迎えてくれるのが、入口にある巨大な焼き芋オブジェ。さつまいもを味わう前に、大きな焼き芋オブジェの前で記念写真を撮ってみましょう。
道の駅の入口付近では、「つぼやき おやきいも」が販売されています。
茨城産の紅はるかを加熱した壺でゆっくり焼き上げたもの。壺の中に入れることで、さつまいもが均一に加熱されます。ねっとり食感に焼き上げられた焼き芋は、どこを食べても驚くほど甘みを感じるでしょう。施設内にあるお芋の専門店「芋とわ」では、さつまいもを使用した加工食品が多数販売されています。干し芋やさつまいも甘納豆、焼き芋ラングドシャなど、和風のお菓子から洋風のお菓子まで揃っています。
5.道の駅常総の周辺のお出かけスポット!
ここからは、道の駅常総周辺のお出かけスポットを紹介します。
グランベリー大地(いちご園)
グランベリー大地は、道の駅常総のすぐ近くにあるいちご園です。関東初のリフト式のいちご狩りができる園として話題。いちごの栽培棚が吊ってあり、立ったままいちご狩りができるようになっています。リフト式を取り入れたいちご園としては、日本最大規模となります。
通路幅が広いので、車椅子やベビーカーでもスムーズにいちご狩りを楽しめるのが魅力です。ワンちゃん用カート・キャリーを使えば、ペットと一緒にいちご狩りをすることが可能です。
いちご狩りの後は、施設内のカフェで休憩しましょう。ケーキやパフェなどのいちごがたっぷり使用されたスイーツを堪能できます。直売所で朝採りいちごや新鮮な野菜などを買って帰るのもおすすめです。また、カフェの隣にドッグランスペースが設けられているので、ワンちゃんと一緒にドッグランで遊ぶのも良いでしょう。
水海道あすなろの里
水海道あすなろの里は、常総市生涯学習課所管の野外研修施設です。茨城県の自然環境保全地域「菅生沼」に隣接しており、様々な種類の動植物を観察できる自然樹豊かな場所。
冬の菅生沼は、白鳥が飛来する名所としても知られています。季節ごとに日帰りで楽しめる田植えや稲刈り、たけのこ掘り、さつまいも掘りなどの農業体験ができます。宿泊棟やロッジ、キャンプ場で宿泊することも可能です。
お腹が空いたら、施設内にある「あすなろダイニング」や「里カフェ」で食事をしましょう。
あすなろダイニングは、宿泊者・団体向けの完全予約制レストランです。里カフェは、食事やスイーツを楽しめるレストランカフェです。
おすすめメニューはシェフが一つひとつ手作りで仕上げる「野菜たっぷり煮込みハンバーグ」、茨城県の郷土料理「つけけんちん」などです。ロッジやキャンプ場などで食事したい場合は、テイクアウト弁当や予約弁当を利用するのも良いでしょう。
吉野公園
吉野公園は、小貝川の三日月湖を利用して作られた市営のへらぶな釣り場です。秋から冬の時期にへらぶなの放流が行われており、自然な環境でへらぶな釣りを楽しめると人気。水面積5万平方メートル、周囲約4キロメートルという広大な釣り場には、関東エリアから多くの釣り人が集まります。
また、吉野公園は桜の名所としても知られており、春になると多くの市民で賑わいます。
筑波山
筑波山は茨城のシンボルの一つで、日本百名山にも選出されている山です。絶景が楽しめるドライブスポットとして有名。都心から約1時間半で行けることもあり、ドライブついでに日帰り登山をする人で賑わっています。
ロープウェイやケーブルカーもあるため、初心者でも気軽に登山を楽しむことが可能です。筑波山ロープウェイは、筑波スカイラインつつじヶ丘駅と標高840mにある女体山駅を結ぶロープウェイ。
冬季の週末は夜間運行が実施されているので、ドライブデートの途中で夜景を楽しむのもおすすめです。
ケーブルカーは、宮脇駅と筑波山頂駅の間を運行しています。筑波山頂駅の隣にある展望台は入場料無料。展望台の下階にある「展望レストラン」では、大パノラマを眺めながら食事ができます。
筑波山神社や筑波山温泉つくば湯も人気です。筑波山神社は、筑波山の中腹にある神社です。筑波山神社に参拝した後は、日帰り入浴が可能な筑波山温泉つくば湯でゆっくり過ごしましょう。
≪まとめ≫道の駅常総で茨城の魅力を堪能しよう!
道の駅常総では、メロンや卵といった地元の生産品を使用したグルメを楽しめます。食堂でガッツリご飯を食べるのも良し、パンやスイーツなどを食べ歩きするのも良し、農産物直売所で食材を購入するのも良し、自分の好きな方法で道の駅常総を楽しんでください。少しでも興味があるなら、さっそく道の駅常総に出かけてみましょう。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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