栃木県にある「道の駅しもつけ」には多くのお店があり、グルメを思う存分堪能できます。お食事からデザートまで、その種類はさまざま。どれを食べようか迷ってしまいそうです。その他にも、お土産や周辺施設についても気になりますよね。今回は、道の駅しもつけで楽しめるグルメと購入できるお土産、そしてその周辺でお出かけにぴったりなスポットについてご紹介します。食べたいものや買いたいもの、行きたい場所を見つけてみて下さい。
TABLE OF CONTENTS
目次
1.「道の駅しもつけ」はどんな所?
道の駅しもつけは、栃木県下野市の新4号国道沿いに位置し、地元の新鮮で安全な野菜や特産品を販売する施設です。かんぴょうグッズや地元食材を活かした多様なグルメを楽しめる他、交流施設も充実しており、地域の魅力を発信しています。シンボルタワーの「物見塔」からは関東平野を一望でき、冬にはイルミネーションで美しくライトアップされます。塔に設置されたスリリングな滑り台は子どもたちに人気で、敷地内にはスターバックスもあります。また、周辺には下野薬師寺跡や下野国分寺などの史跡が点在し、観光も楽しめます。
2.道の駅しもつけのレストラン・グルメ①
ワッフル&スウィーツ カリヨン
「ワッフル&スウィーツ カリヨン」では、ベルギーワッフルやクリームサンド、スティックワッフルなどを販売しています。ワッフルは、本格ベルギーワッフル&アメリカンワッフル。ひとつひとつ手焼きで焼き上げています。口の中に食感が残る“ミラクルシュガー”がワッフルに入っているのが特徴です。クリームサンドは、ふわふわのアメリカンワッフル生地に、全8種類のクリームをサンドしたもの。ケーキ感覚で食べるワッフルです。季節限定の種類もあるので、各シーズンチェックしてみて下さい。
漁連
「漁連」では、下野市の地下60メートルから汲み上げた清浄な深層水を使用し、職員が丹精込めて育てた「下野産のアユ」を中心に、漁連会員が製造した甘露煮などの加工食品を販売しています。アユの塩焼きは85gのレギュラーサイズから、季節限定の200g・300gのビッグサイズまであり、稚アユの唐揚げやアユせんべい、休日限定のアユ飯も楽しめますよ。独自の製法で市場には出回らない特別な商品として、アユの旨味を凝縮した甘露煮も用意されています。
石窯パン工房 パンデパルク逢
「石窯パン工房 パンデパルク逢」では厳選した粉、天然酵母、素材を使用し、全て手づくりで仕上げたパンを栃木県に3台しかない平窯タイプの石窯で焼き上げています。商品は、自家製カレーパン、石窯焼き食パン、イカスミ明太フィセル、野沢菜おやき、さくさくメロンパン、クルミパンなど80種類以上。特に石窯焼き食パンは、サクサクの耳ともっちりとした中身が特徴で、薄い耳に仕上がるのが魅力です。購入すると、無料でコーヒーや紅茶が頂けますよ。
金谷ホテルベーカリー
「金谷ホテルベーカリー」は金谷ホテルベーカリー直営の洋菓子専門店舗で、クッキーやバウムクーヘン、カレーセットなど贈り物にぴったりな商品が豊富です。主な取扱商品にはロイヤルブレッド、チーズロード、バームクーヘン、クッキース、百年ライスカレーなどがあります。季節や期間限定の商品も取り揃え、バースデイケーキの予約も可能です。特に、ロイヤルブレッドはきめ細かく重厚感があり人気です。また、ベリーサンドはふんわりとしたスポンジに甘さ控えめのクリームとイチゴ、ブルーベリーがサンドされ、購入者の多い洋菓子です。
下野けやき
「下野けやき」は、地元の人に愛されるお店を目指し、厳選した原材料と化学調味料・添加物を極力抑えたお菓子を提供しています。取扱商品には、かりんとうまんじゅう、おかき全般、鬼瓦最中などの和菓子や米菓があります。特におすすめなのは、工場長の名前をつけた堅焼きのげんこつ「大島幸ちゃん焼」。天然だしと昆布だしを使った醤油だれが米の旨みを引き立てています。
トラベルスウィーツ ブルージュ
地産地消をテーマにしたスローフードレストラン「トラベルスウィーツ ブルージュ」では、栃木県内産の原材料を使用したデザートをお手頃価格で楽しめます。メニューには、レストランパフェ(イチゴ、チョコ、マンゴーなど)、シュークリームタルト(あんず、洋なし、チョコなど)、季節のフルーツタルト、プリン、珈琲ゼリー、かぼちゃプリン、コルネ(キャラメルマキアート、ベルギーショコラ)、ラスク、スコーン(プレーン、チョコ)、アッシュパルマンティエ、キッシュ(ズッキーニ、キノコ、季節の野菜)などがあります。
道の駅しもつけのレストラン・グルメ②
GELATERIA伊澤いちご園
阿佐ヶ谷のジェラート専門店で修行した職人がつくる、自家農園の苺や旬の素材を使用した本格ジェラートを味わえるお店。那須の千本松牧場の低温殺菌牛乳やビート糖、アカシア蜂蜜など、素材にこだわったジェラートが揃います。店内ではジェラートの他、クレープやコーヒー、季節限定のいちごパフェも楽しめます。ジェラートは常時約15〜17種類が用意され、月ごとに旬の素材を使った新フレーバーが登場するのも魅力です。
もつ煮本舗 まるぶん
「もつ煮本舗 まるぶん」は、もつ煮日本一を目指し、丹精込めてつくられたもつ煮が自慢の店です。主なメニューは、もつ煮弁当、もつ焼弁当、豚飯弁当など。生ビールやお土産用もつ煮も販売しています。特に「もつ煮」は、特製糀味噌が風味の決め手で、前処理も丁寧に行っています。お酒のお供には「もつ焼」もおすすめです。
下野の駅めし 一休
「下野の駅めし 一休」は、軽食をワンコインから楽しめるお店です。モットーは「早い・安い・うまい」で、麺類、定食、丼物など多彩なメニューを提供しています。おすすめの「タンメン」は500円で、新鮮な野菜をたっぷり使用したボリューム満点な一品です。他にも、かきあげうどんやラーメン、しもつけ炒め定食などが楽しめます。リーズナブルで手軽な食事を提供する人気店です。
釜戸ごはん 春夏秋冬食堂 gen-ten
「釜戸ごはん 春夏秋冬食堂 gen-ten」では、毎日精米したお米を羽釜で炊き上げた、一粒一粒が立って甘みが感じられるご飯が提供されます。地産地消にこだわり、地元の朝採れ野菜や産地直送の食材を使用した定食や小鉢類が魅力。また、お蕎麦やうどんも人気です。広い店内には仕切りのある半個室もあり、さまざまなシチュエーションで利用可能で、宴会の相談も受け付けています。
からあげいろは
「からあげいろは」では、からあげを一品一品手づくりしています。特製タレで仕込んだ国産鶏の醤油からあげや塩からあげが人気で、揚げたてを楽しめますよ。その他、骨付きもも、ソフトクリーム、ドリンクもあります。特に人気ナンバーワンの醤油からあげはジューシーで、冷めてもおいしいためお土産にもぴったりです。
富次郎
「富次郎」は、自社工場でつくる自家製餡が特徴のたい焼き店です。北海道十勝産の小豆を使用し、手づくりにこだわった餡が自慢。また、たこ焼きは外がカリッと中がトロトロの大玉7個入りで、甘口、中辛、辛口の3種のソースから選べます。さらに、道の駅しもつけ限定の「こうちゃん焼き」は、プレーン、チョコ、カスタードの3種類の焼きドーナツで、埴輪の「こうちゃん」を模したかわいい人形焼きです。その他、わらび餅や季節の和菓子も販売しています。
3.道の駅しもつけで買えるお土産
道の駅しもつけオリジナル商品
道の駅しもつけでは、地元産食材を活かしたオリジナル商品やマスコットキャラクター「カンピくん」のグッズを販売しています。限定酒「下野の国五千石」は、吟醸酒と純米吟醸酒があり、新たにワンカップの純米吟醸酒も登場しました。カンピくんグッズには、おみくじやストラップ、ボールペンなどがあります。それぞれネットショップでも購入可能です。
下野市・とちぎの特産物、農産物
道の駅しもつけの物産品コーナーでは、下野市や栃木の名産品や銘菓が豊富に揃っています。取り扱い商品は、扇屋の御用饅頭や白ふくろう最中、日光ラスク、那須トラピストガレット、栃木いちごチョコ大福など。また、ここでもカンピくんのオリジナル商品や地酒を取り扱っています。農産物直売コーナーでは、元農家が育てた朝採り野菜を中心に、新鮮で安全な農畜産物の購入が可能です。
お弁当・お惣菜も
弁当・お惣菜コーナーには、地元産の新鮮な食材を使用した商品が豊富に用意されています。農家のお弁当(敏子産家)、かんぴょうの八幡巻きやマリネ(らんどまあむ)、いもフライ(D-style)、地元産の漬物各種などが主なメニューです。地元の味を活かした多彩なお弁当やお惣菜を、ぜひ試してみて下さいね。
4.道の駅しもつけの周辺スポット
道の駅しもつけの周辺で、観光やお出かけにぴったりの場所を知りたい人もいらっしゃるでしょう。いくつかあるなかから、おすすめのスポットをピックアップしてご紹介します。
下野薬師寺跡
「下野薬師寺」は7世紀末に下毛野朝臣古麻呂によって創建され、8世紀には日本三戒壇の一つとして重要な役割を果たしました。仏教の戒律を授ける場として隆盛を誇り、東国随一の寺院とされましたが、9世紀中頃に大火災で伽藍が焼失し、その後衰退。14世紀には足利尊氏によって安国寺と改称され、1570年の戦乱で再び焼失しました。発掘調査で一塔三堂形式の可能性が示唆され、現在は史跡公園として一部公開されている状態です。毎年3月上旬には史跡まつりが開催されます。
■住所:栃木県下野市薬師寺1737
■電話番号:0285-48-0180
■URL:https://shimotsuke-yakushiji.or.jp/
下野国分寺跡
「下野国分寺跡」は、741年に聖武天皇の詔により全国60か所に建立された国立寺院の一つで、奈良の東大寺と同じ形式(東大寺式)で設計されているのが特徴です。伽藍は南北一直線上に配置され、南大門、中門、金堂、講堂が並び、中門と金堂は回廊でつながれています。塔は回廊の東方にあり、七重塔だったと推定されているそうです。発掘調査によって寺院の規模や構造の変遷が明らかになり、8世紀中葉から11世紀または12世紀まで法灯が続いたと言われています。
■住所:栃木県下野市薬師寺1636
■電話番号:0825-47-3121
■URL:https://www.inishie.tochigi.jp/detail.html?course_id=1&id=6
下野国分尼寺跡
「下野国分尼寺跡」は、聖武天皇の詔により建立された国立寺院で、下野国分寺跡の西約600メートルに位置します。伽藍の配置は国分寺と同じ東大寺式ですが、塔は存在しません。昭和39年度から43年度の発掘調査で、金堂の規模が間口21m、奥行き12.1mの瓦葺きの建物であることが判明し、尼房も発見されました。平成5年度から10年度の調査で、全体の規模は南北約270m、東西約145mで、東側に張り出し部分があることがわかりました。現在は史跡公園として整備され、基壇が復元されています。
■住所:栃木県下野市国分寺686
■電話番号:0825-32-6105(下野市教育委員会文化財課)
■URL:https://www.tochigiji.or.jp/spot/s8534
グリムの森
グリムの森は、グリム童話のグリム兄弟にちなんで名付けられた公園と施設です。ドイツのレッチンゲン庁舎を模した「グリムの館」には、展示コーナー、カフェ、図書コーナー、ショップ、さらには音楽イベントやツリークライミング体験などが楽しめるスペースがあります。特に11月から1月には美しいイルミネーションが園内を彩り、童話の世界に引き込まれるような体験ができますよ。
■住所:栃木県下野市下古山747
■電話番号:0285-52-1180
■URL:https://www.grimm-no.net/
≪まとめ≫おいしいグルメから歴史的観光地まで楽しんで
道の駅しもつけは多彩な地元グルメが楽しめるスポットで、お腹いっぱい満喫できます。地元の名産品やオリジナル商品、地酒などが豊富に揃い、おいしいグルメを堪能できるだけでなく、歴史的な観光地とも近いので、歴史を学びながらの観光もおすすめです。また、近くの下野ブルーベリーファームでは、無農薬のブルーベリー狩りが楽しめ、家族連れにもぴったり。フルーツ狩りと歴史探訪を組み合わせて、充実した一日を過ごせる良い機会になるのではないでしょうか。
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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