名古屋市内だけじゃない、愛知の魅力を教えます!
名古屋市内の観光スポットやグルメは有名ですが、少し足を伸ばして名古屋市外へ出かけてみると、地元の人しか知らないような隠れた名所が数多く存在します。今回は、愛知に暮らす私が実際に訪れた、心からおすすめできる「知る人ぞ知る」穴場スポットを特集します。広大な自然に包まれたリラックスできる場所や、愛知の伝統的な陶器文化に触れられる施設など、地元目線で楽しめるスポットを厳選しました。名古屋市外で体感できる新たな愛知の魅力を、あなたもぜひ感じてみてください。
TABLE OF CONTENTS
目次
1.自然とたまごの楽園!「ココテラスの丘」
まず紹介する「ココテラスの丘」は、自然豊かなロケーションに癒されながら、新鮮な卵を使ったグルメが楽しめるスポットです。名古屋市内から少し足を伸ばすだけで、日常の喧騒を忘れて、贅沢なひとときを過ごすことができます。また、広々とした駐車場が完備されており、車でのアクセスにも便利です。
ココテラスの丘の詳細
住所 愛知県常滑市大谷字芦狭間249-1 TEL 0569-36-7060 営業時間 10:00~17:00 定休日 木曜日、第1・3水曜日 駐車場 無料駐車場あり(第1~3駐車場 約80台) URL https://www.coco-terrace.com/
広がる景色に心がほどける、自然あふれるロケーション
「ココテラスの丘」に到着して最初に感じるのは、爽やかな自然の広がりです。眼下に広がる緑と青空のコンビネーションは、まるで日常から切り離された特別な世界に飛び込んだような感覚を与えてくれます。特に晴れた日は、目の前に広がる風景と気持ちの良い風に吹かれながら、心も体も解き放たれるような気分を味わえます。
地元食材を活かした「にわのパン」で贅沢なひととき
「ココテラスの丘」を訪れたら、まず立ち寄りたいのがパン屋「にわのパン」。新鮮な地元産の卵をふんだんに使ったパンはどれも絶品。今回は土日に訪問したので、土日限定メニューを中心に購入しました。
「【土日限定】贅沢たまごサンド」は、地元の新鮮なたまごをたっぷり使い、シンプルながらも濃厚な味わい。さらに、「【土日限定】まんまる目玉焼きバーガー」もおすすめ。バンズの間に目玉焼きとベーコンが丸ごと挟まっており、ボリューム満点で大満足の一品です。
他には、「のり塩チーズにわのパン」。このパンは、のり塩風味がしっかり効いていて、チーズとの相性が抜群。食べ応えがありながらも、手軽に食べられるので、ピクニックのお供にもぴったりです。
もちろん、定番の塩パンも外せません。塩気がちょうどよく、バターン香りとモチモチとした食感が楽しめます。
そして最後は、なんともユニークな「たまご農家のプリンパン」。パンの中に自慢のカスタードクリームがたっぷり入っていて、スイーツ好きにはたまらない一品。滑らかな口当たりと、外はカリッとしたブリュレ状のパンとの相性が最高です。
お土産にもぴったり!たまごとこだわりの調味料が充実
パンを楽しんだあとは、「とれたてたまごの店 ココテラス」でお土産を見て回りましょう。たまごを使ったスイーツはもちろんありますが、ここはスイーツショップではないとのこと。たまごの生産者がたまごのおいしさを味わってほしいという想いでオープンしたお店で、たまごの美味しさが素直に引き出されたものばかりです。
なかでも人気なのが、「ごめんなさいたまご」。この商品は、名前にちょっと驚くかもしれませんが、内容はとてもシンプル。一般的に市場に出回る規格外の卵を「ごめんなさい」として提供している商品です。形やサイズが不揃いなだけで、味や品質は変わらず、むしろ新鮮で美味しい卵がたっぷり詰まっています。サステナブルな選択としてもおすすめです。
次におすすめなのが、「たまご農家のこだわりマヨネーズ」。このマヨネーズは、新鮮なたまごを使い、卵本来の風味をしっかり感じられる特別なマヨネーズです。クリーミーでまろやかな味わいが特徴で、サラダやサンドイッチに使うと、一味違った美味しさを楽しめます。自宅で普段の料理をワンランクアップさせてくれる、贅沢な一品です。
他にも自慢のたまごをふんだんに使ったプリンやカステラ、お土産にぴったりな焼き菓子などもおり、家族や友人への贈り物にも最適。自宅に帰ってからも、「ココテラスの丘」の思い出を味わえるスイーツは、訪れるたびに買って帰りたくなるアイテムです。
家族や友人へのお土産としてもぴったりですし、自分用に購入して、日常の料理に彩りを加えてみてはいかがでしょうか?
2.陶器とアートの世界に浸る!「INAXライブミュージアム」①
「INAXライブミュージアム」は、陶器とタイルの歴史と文化に触れられる、陶器ファンやアート好きにはたまらないスポットです。常滑焼といえば、愛知県が誇る伝統的な陶器ですが、このミュージアムではそれだけでなく、タイルの歴史やアートの美しさを体感できます。また、こちらのスポットも駐車場が広く、車でのアクセスも快適です。家族でのドライブついでに訪れるのもぴったりです。では、このミュージアムの魅力をさらに深く掘り下げていきましょう。
INAXライブミュージアムの詳細
住所 愛知県常滑市奥栄町1-130 TEL 0569-34-8282 開館時間 10:00~17:00 定休日 水曜日(祝日は開館)、年末年始 駐車場 無料駐車場あり(第1・第2駐車場 80台) URL https://www.coco-terrace.com/
一つ一つがアート作品!圧巻のタイル展示「世界のタイル博物館」
館内に入ると、最初に目を引くのが色鮮やかなタイルの数々。壁一面に広がるタイルアートは、まるで絵画のような美しさ。古代から現代まで、タイルがどのように進化してきたか、その歴史を感じることができる展示です。
タイルのデザインや色彩の豊かさは、見る人を魅了します。一つ一つが職人の手によって丁寧に作られ、独特のストーリーが込められています。その繊細なデザインと技術に、思わず見入ってしまいます。
また、常設展示されている「デザイン性豊かな昔の便器」も見どころ。江戸時代から昭和初期にかけて使われていた便器が展示されています。便器と聞くと少し意外に思うかもしれませんが、ここで展示されている便器には、非常に芸術性の高いデザインが施されており、陶器としての便器の進化や、デザインに込められた職人たちの技術を楽しむことができます。
「INAXライブミュージアム」②
「窯のある広場・資料館」で感じる、常滑焼の歴史と技術
他にも見逃せないのが「窯のある広場・資料館」です。この施設は、常滑焼の製造に使用されていた登り窯を再現した場所で、陶器がどのように作られ、焼き上げられていたのかを体感できる貴重なスポットです。
登り窯は、古くから常滑市で使われてきた伝統的な窯で、段丘に沿って斜面を利用して作られたものです。この窯を通じて、焼き物の製造過程や技術の進化がどのように行われてきたかを学ぶことができます。特に、温度管理や焼き上がりの技術は、職人たちの長年の知恵と工夫の結晶であることが実感できるでしょう。
また、「窯のある広場・資料館」では、常滑焼の歴史をより深く学ぶことができます。焼き物の技術だけでなく、陶器の文化や生活への影響についても詳しく解説されています。また、陶器製造にまつわる道具や資料も展示されており、焼き物に関する豊富な知識を得ることができる場所です。
陶器がいかにして日常生活に根付いてきたか、その歴史的背景を知ることで、今使っている食器や陶器に対する見方が変わるはずです。陶器そのものだけでなく、職人たちがどのようにして陶器の技術を発展させてきたかを物語る内容も多く、非常に見ごたえがあります。
「INAXライブミュージアム」③
「陶楽工房」と「土・どろんこ館」でのワークショップ体験
INAXライブミュージアムを訪れたら、ぜひ体験してほしいのが「陶楽工房」と「土・どろんこ館」でのワークショップ。
「陶楽工房」では、開放的な空間でタイルアート体験や絵付け体験を楽しむことができます。ここは予約不要なのも嬉しいポイント。子供から大人まで楽しめる内容ですので、それぞれが思い思いのオリジナル作品を作ってみてはいかがでしょうか。
「土・どろんこ館」では、やきもの用の粘土と道具を使って作る、「光るどろだんごづくり」が人気のワークショップです。砂場や園庭で作る“どろだんご”とは全く違い、表面を削って色をのせ、さらに磨くことで光る球体に仕上げていきます。
大人も夢中になるこのワークショップ、SNS等でもかなり話題になっていて、特に土日は予約が1ヶ月以上先まで埋まっていることもあるので早めの予約をおすすめします。
予約 必須 開始時間 10:00 / 13:00 / 15:00 ※開催回数は変更する場合あり 料金 どろだんご1個 1,200円(税込) 所要時間 60分 完成予定日 当日(持ち帰り可能) URL https://livingculture.lixil.com/ilm/create/dorodango/
ミュージアムショップでお気に入りを見つけよう
展示を楽しんだ後は、ミュージアムショップに立ち寄ってみましょう。ここでは、地元の陶芸家が手掛けた一品物の陶器が販売されており、どれも個性的なデザインばかり。お気に入りの一品を見つけて、旅の思い出として持ち帰りましょう。
陶器は、日常生活にアートを取り入れる素晴らしいアイテム。ここでしか手に入らない作品を選んで、家での食事やコーヒータイムをより豊かなものにしてみてはいかがでしょうか。
3.常滑の伝統とモダンが融合!「TOKONAME STORE」で陶器文化を体感
愛知県常滑市にあるTOKONAME STOREは、常滑焼を中心とした陶器とアートを扱うショップです。ここでは、伝統的な陶器の美しさを現代風にアレンジしたアイテムが多数揃っており、日常で使える食器やアート作品などが販売されています。もちろんこちらのスポットも駐車場も完備されており、車での訪問可能です。常滑の街を散策しながら、陶器と触れ合う特別な時間を過ごしてみてください。
TOKONAME STOREの詳細
住所 愛知県常滑市原松町6-70-2 TEL 0569-36-0655 営業時間 11:00~19:00 ※陶芸体験の受付時間は18:00まで 定休日 水曜日(祝日営業)、年末年始 駐車場 無料駐車場あり(8台)※店舗隣のスペース URL https://tokonamestore.com/
地元の陶芸家が手掛ける個性豊かな陶器
「TOKONAME STORE」の魅力は、地元の陶芸家が一つ一つ手作りで仕上げた個性豊かな作品たち。常滑焼の伝統的な技法を生かしつつ、モダンで洗練されたデザインが特徴です。店内に並ぶ陶器はどれも一品物で、シンプルながらも洗練された美しさがあり、見る人の心を引きつけます。
例えば、日常使いできるお皿やカップから、独自のデザインが施された花瓶やインテリアアイテムまで、用途に合わせた多彩なアイテムが揃っています。地元の陶芸家たちが手掛ける作品は、どれも心のこもった一品で、使うたびにその温かみを感じられるでしょう。
ここでしか出会えない、特別な陶器
「TOKONAME STORE」では、常滑市ならではの陶器を手に取って、購入することができます。陶器の温かみと手触りの良さが感じられるこれらの食器は、日々の食卓を少し特別なものにしてくれます。
また、ここでしか手に入らない限定品も豊富に揃っています。陶器の作り手たちが丁寧に仕上げた作品は、ギフトにも最適で、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれること間違いありません。日常の中にアートを取り入れるような、特別な一品が見つかるはずです。
インテリアとしても楽しめる陶器アイテム
食器だけでなく、インテリアとして楽しめる陶器作品も多く取り扱っています。例えば、シンプルでモダンなデザインの花瓶やオブジェは、部屋に飾るだけで空間を一段とおしゃれに演出してくれます。
陶器ならではの質感や色合いが、部屋の雰囲気に自然と調和し、アートを感じさせるアクセントになります。長年の伝統を受け継いだ常滑焼の美しさを、日常のインテリアとして取り入れるのもおすすめです。
ワークショップで陶器作りを体験
購入するだけでなく、陶器作りの楽しさを体験できるワークショップも開催されています。土をこね、形を作り、模様づけまでのプロセスを体験できるこのワークショップは、陶芸の魅力を肌で感じられます。
体験後、焼成までを工場で行ってもらい、約1ヶ月半後に店頭又は郵送にて受け取ることができます。(※郵送の場合は別途送料が必要)
一点物の陶器は、特別な贈り物にもぴったり。ぜひ、自分用にも、誰かへのプレゼントにも心がこもった陶器を選んでみてください。
4.まとめ:愛知の魅力、まだまだ広がる!
愛知県にはまだまだ知られていない魅力的なスポットがたくさんあります。今回ご紹介した「ココテラスの丘」「INAXライブミュージアム」「TOKONAME STORE」、それぞれのスポットでの体験は、忙しい日常を忘れさせてくれると同時に、新しい発見とリフレッシュをもたらしてくれはずです。次の週末は、少し足を伸ばして常滑へ。自然、文化、アートに触れながら、特別なひとときを楽しみに、新たな愛知の魅力を体感してみてはいかがでしょうか?
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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