愛媛県
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海の神、山の神、武人の神として祀られる愛媛最古の神社
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)
全国に一万社余りある山祇神社と三島神社の総本社といわれる県内最古の神社。境内中央には樹齢約2600年の大楠が神木として鎮座しており、本殿や拝殿などの重要文化財も多く、時の流れを忘れるほど神秘的な空間が体感できる。境内にある宝物館(有料)では、全国で国宝を始め重要文化財に指定されている武具や甲冑類のうち8割が収蔵されていると言われる。
住所:今治市大三島町宮浦3327
TEL:0897-82-0032 -
瀬戸内を背景にそびえる天下の名城
松山城天守閣
日本で最後の完全な城郭建築(桃山文化様式)として、21棟の建造物が国の重要文化財に指定。大天守、小天守、隅櫓を互いに結び、武備に徹した天守建造物群は日本三大連立式平山城に数えられる。司馬遼太郎著『坂の上の雲』の序文で文学都市松山の象徴として描かれるなど、松山市のシンボル的存在。天守(観覧料有料)からは松山平野を360度見渡すことができる。
住所:松山市丸之内1城山公園内
TEL:089-921-4873(松山城総合事務所) -
世界各国約170種の動物達が大集合!
愛媛県立とべ動物園
約170種800点の動物が地理学、分類学、行動学に基づきバランス良く集められた、西日本屈指の規模を誇る動物園。パノラマ展示のほか、10に分けられたストリート誘導方式による動物の国世界一周など、冒険心をかき立てる。ペンギンやアフリカゾウ、ライオンなどがいる中、一番人気はベアストリートにいるホッキョクグマのピース。県外からはるばる足を運ぶ人も多い。
住所:伊予郡砥部町上原町240
TEL:089-962-6000 -
古事記や万葉集にも登場!3000年の歴史を誇る古湯
道後温泉本館
古くは古事記や万葉集にも登場する日本最古の温泉で、趣のある城郭式・木造三層楼の本館は、建物全体が国の重要文化財。「坊っちゃん」を始め、小説や映画などの幾多の名作に松山の顔として登場している。2009年にミシュランガイド(観光地)日本編において2つ星に選定。すべすべした肌触りの名湯を堪能した後は、文化の薫り漂う道後の町並みを散策したい。
住所:松山市湯之町5-6
TEL:089-921-5141 -
復元された「マッチ箱のような汽車」
坊っちゃん列車
明治21年から67年間、市民の足として親しまれ、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の主人公が小説の中で乗ったことから「坊っちゃん列車」という愛称で親しまれるようになった。当時、蒸気機関車ならではの黒い煙を吐き出し走る姿が特徴だったが、現在ではディーゼル車両として復元。松山の市街地から道後温泉まで景色を楽しみながら当時の雰囲気が味わえる。
住所:松山市道後
TEL:089-948-3222(伊予鉄道 庶務課) -
東西25kmにわたり壮大な景観が広がる「天空の遊び場」
四国カルスト
愛媛県と高知県の県境に東西約25km、標高1000mから1500mに連なる四国カルストは日本三大カルストの一つ。高原には多数の牛が放牧され、爽やかな高原の風が吹き渡る。白い石灰岩が散りばめられた光景は、まさに「日本のスイス」。東端の「天狗高原」から「姫鶴平」を抜け、西端の「大野ヶ原」へと続く縦断線はドライブしても、遊歩道をハイキングするのもおすすめだ。
住所:上浮穴郡久万高原町西谷
TEL:0892-21-1111(久万高原町役場 企画観光課) -
清流と苔むす自然がおりなす神秘の渓谷
滑床渓谷(なめとこけいこく)
四万十川の支流である目黒川の上流に広がる大渓谷で、日本屈指のキャニオニングスポットとしても有名。侵食によって洗い清められた花崗岩の滑らかな河床が特徴で、千畳敷や出合滑と呼ばれる広大な岩肌を、清流が止めどなく流れる美しい光景を見ることができる。巨大な一枚岩の斜面を優美にすべり落ちる雪輪の滝は、滑床渓谷の象徴であり「日本の滝100選」にも指定。
住所:北宇和郡松野町目黒・宇和島市野川
TEL:0895-42-1116(松野町役場 森の国創生課) -
海の中の幻想的な風景を体感! 熱帯魚とサンゴの楽園
愛南町西海観光船(宇和海海域公園)
冬でも水温が15度以下に下がることがない、熱帯魚とサンゴの楽園。スキューバダイビングのメッカとしても有名な海の楽園を、海中展望船「ユメカイナ」と「ガイヤナ」で体感することができる。船体の中央展望室は水面下1.1mまで下がり、海中一面に広がる珊瑚の景色や小さな魚の群れなど、幻想的な美しさに出合える。海中散歩が楽しめるシーウォーカーも人気。
住所:南宇和郡愛南町船越1599
TEL:0895-82-0280(愛南町西海観光船) -
江戸から大正時代の風情豊かな商家や民家が軒を連ねる
八日市・護国の町並み
江戸末期から明治、大正時代にかけて建てられた豪壮な商家や土蔵、民家などの建物が旧街道沿い約600mにわたって軒を連ね、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。実際に住民が生活している生きた町並みでは、時間の流れが緩やかに感じられるはず。それぞれ独特の建物装飾が凝らされており、デザイン性に富んだ造形美も堪能しよう。
住所:喜多郡内子町内子
TEL:0893-44-5212(八日市・護国町並保存センター) -
先人の知恵と雄大な自然が織り成す絶景
遊子水荷浦の段畑
宇和海に突き出した半島にある石垣でできた段畑。斜面に造られた段畑は陽当たりがよく、石垣の温熱効果で発育もいいと言われ、人々の知恵が造った景観美が見られる。「日本農村百景」に選ばれたほか、平成19年には「国の重要文化的景観」にも選定。下から海抜80mの頂上まで、30度を超える傾斜地を見上げると、まるで天に上る階段のようである。
住所:宇和島市遊子水荷浦
TEL:0895-62-0091(段畑を守ろう会)
画像提供:愛媛県観光課
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Drive! NIPPON編集部
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