天橋立は、大小約8000本もの松の木が茂る全長約3.6kmの砂浜。その様子が天に架かる橋のように見えることから天橋立と名付けられたという。長い年月を経て自然が生んだ姿は神秘的で、様々な歴史や伝説が伝えられている。また、舞い上がる龍に見立てられる天橋立は、見る場所によって「飛龍観」、「昇龍観」など呼び名が変わる。実際に歩いたり、泳いだりすることも可能だ。宮城の松島、広島の宮島と共に日本三景に選ばれている。周辺には元伊勢籠神社や智恩寺など、行っておきたいパワースポットが多い。
住所:宮津市文珠、万年および大垣ならびに中野
TEL:0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)
京都府
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太古の神秘に触れる、天に架かる橋
天橋立
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まるで日本のヴェネチア!?
伊根の舟屋
丹後半島の東端にある伊根町では、周囲約5kmの伊根湾沿いに約 230軒の舟屋が並ぶ集落がある。まるで海に浮かんでいるかのように見える舟屋の 1階は船の格納庫や漁具などのもの置き場として使用されており、 2階が住居になっている。漁村としては日本初となる重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。伊根浦散策案内人と呼ばれる地元ガイドにお願いすると、舟屋の中など海と共に生きる人々の暮らしを見ることができるほか、舟屋や伊根の歴史を丁寧に教えてくれる。
住所:与謝郡伊根町
TEL:0772-32-0277(伊根町観光協会) -
時代を超えて出会う大自然の造形美
山陰海岸ジオパーク
京丹後市から兵庫県、鳥取県にまたがる東西約120kmの広大な山陰海岸ジオパーク。さまざまな珍しい地形や岩石、滝、渓谷、地質などが観察できるとして、地球活動の遺産とも言われている。丹後半島にある近畿最北端の岬「経ヶ岬」は、約400万年前の噴火で流れた溶岩が固まって出来た岩石で、柱状の岩が経巻を立てたように見える。また、周囲約1km、高さ約20mにもおよぶ「立岩」や、日本の夕陽百選に選ばれた浜詰海岸(夕日ヶ浦)など自然が作り出した姿は見事で、ドライブにオススメ。断層にそって多くの温泉が湧いており、沿線には日帰り可能な温泉も数多くある。
住所:京丹後市
TEL:0772-62-6300(京丹後市観光協会)
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心地よい静けさに包まれるノスタルジックなまちなみ
ちりめん街道
天橋立から車で約15分、高級織物「丹後ちりめん」の生産で隆盛を極めた与謝野町加悦地区に、往時の賑わいを今に伝える「ちりめん街道」がある。江戸時代から昭和初期に建てられた商家、銀行、酒蔵、旅館の一部は住宅として使用され、今でも住民たちの生活の場になっている。2005年には、そのまちなみが重要伝統的建造物群保存地区に指定された。
住所:与謝郡与謝野町加悦
TEL:0772-43-0155(与謝野観光協会) -
海から眺める迫力満点の護衛艦
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船
舞鶴市にある赤れんが博物館東側の北吸赤れんが桟橋から出航する遊覧船。舞鶴湾内を巡り、海上自衛隊の飛行場や海軍記念館など普段見ることのできない景色を堪能できると人気のアトラクション。なんと言っても間近で見る海上自衛隊の護衛艦は迫力満点。陸上からは見ることのできない海からの眺めを楽しんでみてはいかが。大人1000円。※3/21から11/30までの土・日・祝日、GW・お盆のみ運航。
住所:舞鶴市北吸(北吸赤れんが桟橋)
TEL:0773-75-8600(舞鶴観光協会)
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元伊勢伝承の地として知る人ぞ知るパワースポット
元伊勢三社
福知山市大江地区にある「元伊勢内宮皇大神社」、「元伊勢外宮豊受大神社」、「天岩戸神社」は総称して元伊勢三社と呼ばれている。中でも、元伊勢内宮皇大神社は、天照皇大神が伊勢神宮に鎮座される54年前に祀られていた場所と伝えられている。また、元伊勢外宮豊受大神社は、農業の神である豊受大神を祀っており、伊勢神宮外宮の元宮と言われている。内宮も外宮も皮付きの杉でできた「黒木の鳥居」と言われる希少な鳥居が建っており、荘厳な雰囲気が漂っている。
住所:福知山市大江町
TEL:0773-22-2228(福知山観光協会) -
明智光秀が築いた福知山のランドマーク
福知山城
1580年頃に明智光秀が織田信長の命で丹波を平定した際、西国への拠点として築城したとされる福知山城。明治時代の初めに廃城令で取り壊されるも、1986年に3層4階の望楼型の天守閣が復元され、今では城下町であった市内を一望することができる。天守閣内部は郷土資料館となっており、福知山の歴史や城に関わる資料を展示している。また、城の周りには、丹波栗を使用したスイーツが自慢のお店や、世界一に輝いた実績をもつショコラティエのお店など和洋菓子店が多く、福知山城を訪れた際はスイーツマップを持ってまちなかを散策するのも楽しみのひとつだ。大人320円(郷土資料館入館料)。
住所:福知山市字内記5
TEL:0773-23-9564 -
綾部の産業発展の歴史をたどる
あやべグンゼスクエア
綾部市は、かつて「蚕都」と呼ばれ、養蚕や錦糸など繊維工業で栄えた「グンゼ」発祥の地。綾部の観光拠点あやべグンゼスクエアには、グンゼの歴史や製品、技術などを知ることができるグンゼ博物苑やグンゼが大正時代に使用していた本社事務所を資料館として公開しているグンゼ記念館、地元の野菜や特産品が購入できるあやべ特産館がある。また、施設内のバラ園では、約120種類のバラが栽培されており、中でも「アンネの日記」の作者アンネ・フランクの父が日本に贈った苗木を根付かせた「アンネのバラ」はバラ園のシンボルとされている。
住所:綾部市青野町亀無1-2
TEL:0773-43-0811(あやべ特産館) -
懐かしき日本の原風景に出会える森の京都
美山かやぶきの里
京都府のほぼ中央にあり、その大部分が森林に囲まれ日本の原風景が残る美山町。鉄道も通っていない静かな町には、約40棟のかやぶき民家が残る集落が現存し、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている。民族資料館では、古くからの農機具や生活道具などから昔の人々の生活を体感することができる。美山の特産品の販売や地元食材を使用した蕎麦が味わえる食事処、民宿、カフェなどがある。
住所:南丹市美山町北
TEL:0771-75-1906(美山町観光協会) -
緑広がるお茶の京都へ
和束の茶畑
京都南部に位置する和束町は「茶源郷」とも呼ばれるお茶の産地。和束町の空気と気候、昼夜の寒暖差がお茶を育てるのに適した環境とされ、古くから香り高い高級煎茶の産地として知られている。京都のお茶の4割弱はこの土地で生産されているという。また、抹茶の原料であるてん茶の生産量は全国でもトップクラス。山の斜面に広がる茶畑は見事な芸術作品のように美しい。茶摘み体験やお茶の淹れ方教室など和束を訪れたら是非体験してみたいお茶に関連するプログラムも多数用意されている。
住所:相楽郡和束町
TEL:0774-78-3396(和束町活性化センター)
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Drive! NIPPON編集部
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