奈良県
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大阪、奈良のキラキラと輝く美しい街並みにうっとり
生駒山からの夜景
生駒山は奈良県と大阪府の県境にある山で標高642m。南北に渡って生駒山地を結ぶ全長約20.9kmの「信貴生駒スカイライン」は、壮大なパノラマが見られる絶好の夜景スポットとして知られ、大阪・奈良方面のキラキラと輝く美しい街並みを心ゆくまで楽しめる。中でも、高さ12mの展望台・「鐘の鳴る展望台」は、多くのカップルやファミリーで賑わう、最も著名なスポットだ。
住所:奈良県生駒市~大阪府東大阪市
TEL:0743-74-2125(信貴生駒スカイライン) -
境内全体を一つの茶席と表した石州流の古寺
慈光院(じこういん)
寛文3年(1663年)大和小泉藩主の片桐石見守貞昌が創建。京都知恩院の作事奉行などを務めた貞昌は、千利休の子、千道安の流れを汲む桑山宗仙に茶道を学び、後に石州流を確立。徳川4代将軍家綱の指南役になり、武家に侘茶を広めた。表門から座敷、庭園、露地を通って小間の席という茶の湯として人を招く時に必要な場所が揃えられ、境内全体が一つの茶席のように造られている。
住所:大和郡山市小泉町865
TEL:0743-53-3004 -
棚田と彼岸花のコントラストがのどかな景色に映える
稲渕の棚田
棚田が美しく連なり、秋には稲穂と彼岸花(ひがんばな)のコントラストの美しさを楽しめる。 関西の彼岸花の名所の中でも高い知名度を誇り、神奈備の郷の棚田として「日本の棚田100選」にも選ばれている。飛鳥でもひときわのどかな里で、9月の彼岸花祭りには案山子コンテストも開催。付近の道にコンテストの応募作品が立ち並び、ユニークなかかしロードとなる。
住所:奈良県高市郡明日香村稲渕
TEL:0744-54-2362(飛鳥京観光協会) -
屏風を立てたような、壮麗な断崖絶壁に圧倒
屏風岩公苑(びょうぶいわこうえん)
屏風岩(高さ868m)は兜岳の西側にあり、その奇峯が名前の通り、まるで屏風を立てたように切り立っている。幅2kmにも渡りノコギリの刃のように鋭くそびえ、垂直に柱状節理の岩壁が約200mの断壁を成す。岩壁にはミツバツツジなどが咲き誇り、山麓に広がる公苑は春には大木の山桜が咲き乱れ、秋には紅葉で彩られる岩壁とのコントラストは圧巻だ。国の天然記念物に指定。
住所:宇陀郡曽爾村長野
TEL:0745-94-2106(曽爾村観光協会) -
黄金色のススキが一面を覆う牧歌的風景が人気
曽爾高原(そにこうげん)
曽爾(そに)高原は奈良県と三重県の県境に位置した国定公園。標高は約750mで倶留尊山(くろそやま)と亀山の山肌が高原になっている。秋は一面見渡す限りのススキが群生しており、風によって黄金色の穂が揺れる景観は見事。関西だけでなく、日本各地からその神々しい景色を見るために、多くの人が訪れる。9月下旬~11月下旬が見ごろ。
住所: 奈良県宇陀郡曽爾村太良路
TEL:0745-94-2106(曽爾村観光協会) -
季節によって表情を変える、幻想的な雲海を求めて秘境へ
野迫川村(のせがわむら)の雲海
標高約800mの山間の村「野迫川村」は、高野山と十津川村に挟まれた秘境であり、世界遺産熊野参詣道小辺路を有する。四季を通じてみられる雲海が有名で、訪れる人が後を絶えない。雲海は、季節の変わり目(9月末~11月中旬、6月初め~7月)によく発生。夜明けから早朝にかけて、「前日が暖かく晴れ湿度が高く、夜、十分な放射冷却で無風」であると発生しやすいと言われる。
住所:吉野郡野迫川村大字北股
TEL:0747-37-2101(野迫川村役場産業課) -
スリル満点!全長297m高さ54mの吊り橋を空中散歩
谷瀬の吊り橋
昭和29年に住民が出資して建設された全長297m高さ54m、日本有数の長さを誇る鉄線の吊り橋。そびえ立つ深い山々に囲まれる中、清澄な十津川が流れ眼下に絶景が広がる。幅が80cmくらいしかないこの橋は20人以上乗ることが禁止されており、歩くたびにゆらゆらと揺れスリル満点! まるで空中を散歩している気分だ。
住所:吉野郡十津川村谷瀬
TEL:0746-63-0200(十津川村観光協会) -
霊山・玉置山の山頂直下に位置するパワースポット
玉置神社
標高1076mの玉置山の山頂直下にあり、世界遺産に指定された「紀伊山地の霊場と参詣道」の一角に位置。紀元前37年に崇神天皇により創建されたと伝えられる古社である。社務所および台所は国の重要文化財に。また、樹齢3000年と推定される神代杉や巨杉群は県の天然記念物に指定。「行けるのは神様に呼ばれた人だけ」とも噂されるパワースポットだ。
住所:吉野郡十津川村玉置川
TEL:0746-64-0500 -
古くから大峯山登山での疲れを癒し続けてきた温泉
洞川(どろがわ)温泉街
大峯山から発し熊野川の源流ともなっている山上川のほとり、標高約820m余りの高地に位置する山里で、その冷涼な気候から「関西の軽井沢」とも呼ばれる。無色透明の柔らかく入り心地のよい単純温泉が特徴。昭和の時代にタイムスリップした雰囲気を漂わせる町並みには、旅館・民宿が20数軒あるほか、土産物店や陀羅尼助丸を製造販売する店、各種の商店が軒を連ねる。
住所:奈良県吉野郡天川村洞川
TEL:0747-64-0333(大峯山洞川温泉観光協会) -
息をのむ絶景と苔むす神秘の森
大台ヶ原(おおだいがはら)
国内有数の降水量を誇る湿潤な気候により、標高約1600mの台地には、ブナやトウヒの原生的な森が広がり、多様な動植物を育む。大台ヶ原・大峯山・大杉谷 ユネスコエコパークや今年指定80周年を迎えた吉野熊野国立公園の核心部であり、「日本百名山」や「日本百景」「日本の秘境100選」などにも選定。主要な展望地がある東大台と、苔むす静寂の森が魅力の西大台に大別される。
住所:奈良県吉野郡上北山村小橡 (※西大台に入るには事前手続きが必要)
TEL:07468-2-0001(上北山村役場地域振興課)
Posted by
Drive! NIPPON編集部
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